かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。
新型コロナウィルスの影響で航空業界の苦境が続く中、徐々に希望が見えてきました。
ファイザー製やその他製薬会社製の新型コロナのワクチンが開発され、イギリスとアメリカでの接種開始を皮切りに、世界中でワクチン接種が進んでいます。
日本でも医療従事者から順番に新型コロナウィルスワクチンの接種が進んでおり、経済も正常化が進んでいます。
航空業界の需要の回復
航空需要は国内線・国際線ともに回復基調が続いていることから、2021年中頃までに国内線8割・国際線5割の需要が戻るという予想が現実味を増しています。
国際航空運送協会(IATA)によると、航空需要の全回復は2024年。
それまでにANAの体力が持てば、収益と株価の回復が期待でき、安い時に株を買った投資家が利益を手にすることができそうです。
問題は、ANAの体力が持つかどうか、そして、いついくらで買うべきか。
株価が下がったら買いたい銘柄の一つではあるので、今が買い時!!
っと
なるタイミングを見計らっています。

ANAとは?
1952年に安全運航を第一に航空輸送事業を開始。
そして2016年には国際線就航30周年を迎え、日本の航空業界・航空運送事業を中核とする世界トップクラスのエアライングループとして成長しています。
現在世界のエアライン輸送旅客数ランキングにおいて、世界8位、日本において№1になっています。
6年ぶりの安値に突入
新型コロナで航空需要が激減する中、ANAの安値が続いています。
新型コロナになりたくないですし、旅行に行く人も減ってきているのでおのずと飛行機利用も少なくなってくるのは当たり前ですね。
ワクチン開発で一時は回復するかに見えた株価も、先行き不透明感や増資による希薄化で再び落ち込み、2,000円台前半で推移しています。
この株価は東日本大震災から回復途上だった2014年以来、6年ぶりの安値水準です

2021年3月24日現時点で2463円ですね。安い!
株は安い時に買って、高い時に売るのが鉄則
不景気で業績の調子の悪い株は下落するものです。
しかし、調子が良くなれば高くなるので、その前に先んじて買っておく必要があります。
その判断を下すには、財務状況や事業環境、株の需給を見極める必要があり、「いくらなら割安」という基準を持っておくべきだと考えています。
ANAの株価は航空需要の戻りに左右されますが、今後の需要はANAやJALをはじめ、さまざまな機関から予想が出されています。
JALは一回経営破綻した実績があるので、ANAも今回の業績悪化は慎重に検討しないといけないところになります。
その中で有力なのは、2024年にコロナ前の需要まで戻る、というもの。
その直前である2023年にはコロナ前の8〜9割まで回復し、株価としては完全回復を折り込みにかかるはずです。
他の業種は株価がすでに上昇して、高水準に達していまが航空株は出遅れ気味でまだまだコロナ前の株価には達していません。

なんだかんだと言って、航空株もコロナ前の水準に戻ると思いますね。
航空事業は固定費が大きく、飛行機が飛ばせなくても支出は減らないことから、財務状況の悪化が続いています。
差し迫った状況ではありませんが、負債が急増し、自己資本比率が低下していることが大きな懸念材料です。
ANAの航空事業が正常化するには、世界的な感染拡大が抑制されることが条件です。
欧州・米国ではワクチン接種が開始され、日本でも2021年2月に欧米から二か月遅れで接種が開始されています。

4月12日から高齢者へのワクチン接種がスタートします。
ワクチンは輸送が重要なファクターとなっており、これを担う航空業界に一定の収益をもたらすことが期待されています。
ANAはワクチンなどを想定した温度管理輸送サービスを2016年に開始しており、日本へのワクチン輸送を手がける可能性は高いです。
企業業績
売上高

営業利益

黒字にはいつなるのか?

2023年でようやく黒字になるようです。
需要がほぼ戻った前提で業績を予想しましたが、それでもようやく黒字という厳しい数字となりました。
航空事業は固定費が高く、売り上げが1割減るだけでも大打撃と言われます。
純利益100億円程度では配当を出すどころではなく、配当復活はさらに先になることでしょう。
フォレストファンドは高配当株投資をメインにしていますが、中期で持っていて株価が上昇するのを予想できるものもいくつか保有したいと考えているので、たとえ配当金が出ないとしても検討しています。
みんな大好き飛行機リースのオリックスは株価を戻しているので、そっちの方が優秀ですね。。。
配当金が出るまで持っていたら、おじいちゃんになってしまいそうですね。
ウォーレンバフェットが航空株を手放した理由がなんとなくわかります。
配当金のメリットを知りたい方はこちらをどうぞ。
まとめ
体力的には破綻する可能性は低い一方、数年単位で大きな株価上昇が見込めると考えていて、長期投資前提であればANAは買い時であると言えるのではないでしょうか。
早めに買って大きな値上がりを狙うなら3月下旬までが狙い目です。
2021年3月24日かなり株価を下げてきていますので、今から買いに入るとうまいことすると上昇に乗れるような気がします。
日本国内のワクチン接種は2020年度、すなわち2021年3月までに開始される見通しであり、経済正常化による株価値上がりを狙うなら、接種開始前に買っておくべきでしたがタイミングを逃して今回のようなタイミングになってしまいました。
ただし、思わぬ悪材料が飛び出てくる可能性には要注意が必要です。
国内の感染急増や、製造が間に合わず接種が遅れるなど、悪材料の懸念は尽きません。
ワクチン開発成功で一度は沸き立った株価ですが、その後は国内感染拡大や、変異型の出現によって上値の重い展開が続いています。
このまま変異ウィルスが流行して、感染拡大するとワクチンがちゃんと効くかどうかでまた、下落したりすると思います。
ワクチンが広く行き渡るまでは好材料・悪材料両方が出現し、一方的に上がり続ける、または下がり続ける展開にはもうならないと思います。
現状日経平均株価が値上がりしている中での空港株は行き遅れ感が否めないので、
将来的には株価上昇を見込みだと思いますが、まだしばらくは大きく上がることはないと思われます。

早めに仕込む場合はハイリスク・ハイリターンの投資となります。
日本を代表する航空会社の株を安く仕入れるチャンスはそうあるものではなく、フォレストファンドとしてはこのチャンスで購入して爆益を狙いたいところです。
利益が出れば売却して、高配当株をさらに購入して安定収入を増やしたいところですね。
投資の最終判断は自己責任でお願いします。

~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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