かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。
約一年シマノから登場した、新作ベイトリールアンタレスDC2021をショアジギングで使用した状態とメンテナンスにかかった費用をご紹介したいと思います。

一年間いろいろな所でこのリールを使用して、数々の大物を釣りました。

(小物の方が断然多く釣れてますが・・・・。)
基本的な通常メンテナンスとして、釣行後の真水での洗いやバケツに水を溜めての塩抜きなどは通常通りやっておりました。
今回は今流行のベイトショアジギングで使用できるリールの海水対応がどれくらいのものなのか?
通常スピニングリールでショアジギングなどの海での釣りを楽しむ人が多いですが。
取り回しがスムーズなベイトリールを使用してのショアジギングを楽しむ人が増えてきています。
しかし、ベイトリールは構造が複雑で内部に海水が侵入すると錆びたり、塩が結晶化しての塩がみなどのトラブルが頻発します。
実際にベイトリールを使用してどれぐらいの問題と部品損傷が起きるのかを検証しました。
使用後のベイトリールの痛み具合も参考になると思いますので、どうぞご覧ください。
使用ベイトリール アンタレスDC2021

箱は今回メンテナンスに出して、返却された時の外観になります。

高級リールなので箱も高そうですね。(大体同じような箱に入っています。)

見た目上は特にメンテナンス郵送前と変化は見られません。
ラインにテープが巻かれているくらいですね。
リールメンテナンス オーバーホール費用
箱の中を見てみると明細書らしきものが出てきました。
細かく分類されているので詳しい方は内容を確認してみてください。

一個一個の部品が1000円以上しますね。
リール自身が7万円くらいするので部品が高いのは分かりますが、適正価格なのでしょうか?

リールで重要な役割を果たす、ベアリングが一個1250円ですね。

ベアリングは私でも分かります。
諸費用込みで2万円くらいの費用が掛かりました。
主な被害
リールのベアリングが塩噛み
海で酷使したリールのベアリングが、帰宅道中の車内の熱や日差しで塩の結晶を噛んでしまい、気付いたらゴロゴロ、ガリガリ……となってしまう事が良く起きます。
最高に巻き心地が悪くなる現象ですね。
基本的にはそのまま塩が噛んでしまっていることを塩がみと言います。
海水での腐食(錆)
海水は金属を錆びさせる効果があります。
リールで使用している金属部分が海水により錆びてしまう現象をいいます。
海水被害部品

海水でやられた部品たちはあまりに傷んでいれば新品に交換されているようです。

海水での腐食で無残にもラッピングされていますね。
開封して個別に見ていきましょう。


・・・・。
元々の色は全体的にはステンレスのようなシルバーに輝いていたであろうパーツたちです。

一番手前に見えるはリールの心臓部を支えるベアリングですが、真っ黒に錆びていますね。

オーバーホールに出す直前で、リールがゴリゴリ唸りながら回転していた理由がようやく分かりました。
まとめ
海水対応のベイトリールを一年使用した結果。
通常メンテナンスでもベアリングや各主要カ所に海水での錆などの痛みが出る模様です。
一年でかなり釣行の頻度が高い方は定期的にメーカーでのオーバーホールを依頼して、しっかりとメンテナンスをした方がベイトリールの持ちもよさそうですね。
私自身10年くらいはこのリールを大切に使用していきたいので、定期的に分解洗浄やグリスアップをして使用していますが、この痛み方はびっくりです。
海での釣りは基本的にはスピニングリールを使用した方がメンテナンス費用を抑えたり、リールトラブルを解消することが出来そうな気がしますね。
今回は以上になります。
このブログをご覧いただきありがとうございました。

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