かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。

私の持ってるゴーンさん〇〇の株が、昔不祥事が発覚して株価が暴落しました。
売るべきか、持ち続けるべきか、悩んでいました。
この時どうするべきが良いのか、本当に悩み・投資判断に困ったところでした。
今回はこんな疑問にお答えします。
結論から言うと
- 不祥事(不正)を起こした企業の株は買ってはいけない
- 不祥事(不正)を起こした企業の株を持っていたら、即売却(損切り)すべき
と思っています。

でも、たまには個人投資家なので大幅なリバウンド狙いに挑戦したいと思うのが私、フォレストファンドです。

不祥事を起こした企業の株を買ってはいけない3つの理由
不祥事を起こした企業の株を買ってはいけない理由は次の通り。
買ってはいけない3つの理由
- 不祥事は想定以上に企業価値を損なう
- 不祥事は繰り返される
- 不祥事の責任をとるのは最終的に株主
不祥事は、想定以上に企業価値を損なう不祥事は、繰り返される不祥事の責任をとるのは、最終的にはその企業に投資ている株主・私たち投資家が責任を取ることになると思います。
①不祥事は想定以上に企業価値を損なう
企業価値とは
株式価値(時価総額)+有利子負債
のことを言います。
資本主義社会では「多くの金を借りられる人ほど信用が高い」ということになっています。
どれだけのお金を引っ張れるかはまさにその人(企業)の価値

私の兄貴も中小企業を経営していますが、多額の借金(融資)を受けていますが、それは肩書や企業の価値がないと借金をすることもできないからすごいことだと言ってました。

私は投資家なので、借金は怖く、資産形成に邪魔なものだと思っといましたが。。。
不祥事が起きると一般に株価が一気に下がります。
そして、株価が下がればお金を借り入れる力も弱まります。
不祥事を起こして収益力・財務が低下していく企業にお金を貸してくれることはなかなかないですね。
コーポレートガバナンス(企業統治)を強化してもらい、日本の企業もさらなる世界水準になっていただきたいですね。
コーポレートガバナンスとは
経営陣を監視する仕組みのこと。
- 取締役に社外の人を混ぜる
- 社内ルールを整備する
- 情報開示をしっかりする
コーポレートガバナンスは、企業のビジネスモデルそのものには関係ありませんが、非常に重視されている概念です。日本は10年20年遅れて、米国の後追いをしてコーポレートガバナンスを強化しようとしているようです。

不祥事は、企業価値の低下に直結するのです。

②不祥事は繰り返される

不祥事は繰り返されます。
たった一つの不祥事が公になったわけではなく、抑えていたものが溢れ返って出たような状態の最初の一つが出てしまったっということが多々あります。
- 1つが発覚すると、更に複数でてくる
- 1案件が終われば、周期的にでてくる
- 過去のことは歳月が経てば、忘れている
企業不祥事に関する調査研究でも、そういう傾向が明らかになっているように、不祥事をやらかす企業は何回でもやり、やらない企業はほとんどやらないようです。

自分が働いている職場の状況と同じように、企業体質とはそこまで大きく変化することがなかなか難しいのが現実だと思います。

③不祥事の責任をとるのは最終的に株主

最終的に、責任を取るのは株主です。
結局、日本のサラリーマン社長は、企業価値がどうなろうと知ったことではないというのが本音だと思います。個人としては大して自社株を保有していないケースがほとんどのようです。

日産自動車のゴーンさんはたくさん自社の株式を保有していたみたいですが、JALの社長さんは自社の株を3000株程しか所有していないとか?
これは典型的な感じに思えてきます。
- 自分の社会的地位を守る方が大事
- 自分が役員の間に大過なく時間が過ぎる方が大事
- 前任の役員のしたことには責任はないとの見解が基本

こういうマインドです。
結局、最終的に
不祥事が出て→株価下落→企業価値の減少→会社の責任なし→株主の投資資金減少(配当金も減少・無配)
企業は株主のものだから当然です。
だからこそ、株主(オーナー)を裏切るような経営陣・従業員がいる企業の株を持つ理由は基本的にはありません。

もし保有株で不祥事が起きたらどうするのか?
もし自分の保有株で不祥事が起きてしまったら、プランは3つしかありません。
3つのプラン
- 買い増し
- 塩漬け
- 売却(損切り)
プラン①:買い増し
株式市場というのは、往々にしていきすぎる傾向になります。
- 上がるときは上がり過ぎる
- 売られるときは売られ過ぎる
そういうことになりがちです。
不祥事を起こした企業の株価も、場合によっては「売られ過ぎ」に見えることもあるでしょう。
だから、トレードの上級者はそういう需給関係をうまく読み取って上手に売買することができます。
とはいえ、それはあくまで上級者の話。
初心者がこのスタイルで勝つことは難しいでしょう。

フォレストファンドでは、狙える銘柄には度々リバウンド狙いで買い増ししています。
プラン②:塩漬け
ほとぼりが冷めるまで放っておくというプランもあります。
一般に、株価は戻ります。数多の暴落を経験して、最終的には右肩上がりを達成してきているのが株式市場です(特に米国市場)。
ところが、それはあくまでインデックス投資の話です。個別株に限って言えば
- そのまま地を這うように底辺に居続ける企業(まともなインデックスファンドからは除外されます)
- そのまま倒産して市場から退場してしまう企業
も少なくありません。
インデックスファンドの長期保有と、個別株の長期保有は、リスクの大きさがまったく異なります。
一時的な事業環境の悪化ならともかく、コーポレートガバナンスの問題は企業内部の本質的な問題です。
こういった企業が出す決算・中期経営計画も、急に変更されることが多々あるのであまり信用できない時があります。

過去に経験した銘柄では、東京電力は10年近く、日産は3年近く、日本郵政は現在進行形に低空飛行しています。
プラン③:損切り
最後は、損切りです。

私は基本的には損切りは投資家の精神的には良くないので、あまりおすすめのやり方ではないです。
いくら含み損が出ていても、損切りをして損失を確定させてしまうとこれからリバウンドすることも、今後の良いニュースの恩恵も受けることが出来なくなるからです。
基本的に多量に単位数を購入している銘柄では、損切りをしないと資金の停滞を起こしてしまいがちですが、1単位なら放置していても今後に期待する意味で永久保持していても良いと思います。
基本的に高配当株投資家は、比較的に長期優良企業に投資をすることで長期的に配当金や業績を安定させている企業に投資をする手法を取っています。

フォレストファンドも高配当株投資をメインに行っています。
不祥事を起こす企業は、基本的に最近不祥事を起こしているわけではなく、過去にも起こしていることが多いと思われます。
高配当株投資家にはその企業に投資するかの分析をすることが基本になるので、不祥事を起こして損切りをしないといけないラインになる企業を保有する確率はかなり低く、配当金などでリスクヘッジを取っているので、基本的には損切りを考えてはいません。

それでもやっちゃえ銘柄を持っていたら、迷わず損切りです。

資産運用上のリスクを減らすためにできること
結局、資産運用上のリスクを減らすためには「分散投資」です。
その他のリスクヘッジはこちらをご覧ください。
まとめ

不祥事を起こした企業の株を買うべきか?保有するべきか?
- 不祥事(不正)を起こした企業の株は買ってはいけない
- 不祥事(不正)を起こした企業の株を持っていたら、即売却(損切り)すべき

購入・保有してはいけない3つの理由は?
- 不祥事は想定以上に企業価値を損なう
- 不祥事は繰り返される
- 不祥事の責任をとるのは最終的に株主

私たち投資家が取る3つの選択肢は?
- 買い増し
- 塩漬け
- 売却(損切り)
買い増しは完全に上級者向け、保有単位数が少なければ塩漬けでも良いが、複数単位なら損切りも必要。
外部の人間が、事前に企業の不正を見抜くことは難しいです。
分散投資を徹底すること(最初からまっとうなインデックスファンドを買っておけば簡単)
簡単に分散投資をするなら、こちらの記事をご覧ください。


今回は以上になります。
このブログをご覧いただき、ありがとうございました。
フォレストファンドのこれまでの実績をご紹介します!
私フォレストファンドがこれまで頑張ってきた仕事・投資・趣味について知りたい方はこちらもご覧ください。
一投資家として、経済的自由を目標にされる方々の一参考例としてご覧いただければ幸いです。
低収入から転職を経て、収入を上げ、貯蓄を増やして投資をする。
投資を細分化して、効率的に資産増加と収入増加を促進して、
趣味にも力を入れて、人生をより良き方向性に導けるように試行錯誤しながら
日々を生きていければ、
愛する我が子・我妻への最大の贈り物になると私は思っています。

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