かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。
フォレストファンドでは日本株や米国株での高配当株投資を実践しています。
ETFなどのファンドをメインに購入するのではなく、個別株への分散投資をすることで独自のファンド形成を行って投資生活を満喫しています。
そんな感じで高配当株投資をしていると、どうしても景気敏感株への偏りやお気に入りのセクターへの偏りを起こしてしまいます。
私自身不動産関係の営業をしているので、どうしても不動産関係の銘柄に目が行きがちです。

しかし、
株式投資で選ぶ投資先の銘柄は約3,500種類以上あり、その中から取引を行う銘柄を選んでいきます。
しかし、これだけの銘柄の中から投資先を選ぶことは簡単ではありません。

簡単に高配当株投資を実践したい方はこちらを参考にしてみてください。
そこで注目すべきなのが株のセクターです。
セクターとは、株を上場している業種のことで、セクターごとに意識をすることで銘柄を選びやすくなります。

ゲームでも同じ属性ばっかり揃えているとかなり弱いチームになってしまいますね。
特に初心者や何も考え無しに投資をしている人は、セクターを意識することで効率よく投資ができるようになります。
状況によって、片方のセクターは下落したとしても、もう一方のセクターは上昇して損失をカバーすることが出来たりします。
では、株式投資をする際にセクターで意識すべきポイントはどのようなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、株のセクターについて紹介します。
この記事でわかること
- 株のセクターについて
- セクターで意識すべきポイント
- セクターを使った投資

株式投資におけるセクターとは
株式投資のセクターとは、株式を上場している企業の業種のことです。
例えば、鉱業や食料品、医療品や銀行業などがあり、普段の生活で身近に感じる業種から、直接的には関係のない業種まで様々あります。

そして、このセクターは東京証券取引所が33業種に分類したものを設定されています。
そのため、投資をする際の銘柄選びで、セクターを活用すれば気になる業種ごとに銘柄を効率的に探し出すことができます。

セクターごとに特徴がある

業種ごとに分けられているセクターですが、単に銘柄を探す際に効率化できるだけではありません。
セクターごとにも、様々な特徴や特性を持っています。

ゲームで言う所の種族値や種族特性ですね。
食料品であれば、
人は必ず食事をするため常に一定の需要があり、急激に需要と供給が変化することが少ないため、セクターで見ると株価は安定した値動きをすることが多い!
医薬品であれば、
新薬の開発や薬品問題などによって大きく株価が変動しやすい特徴をもっています。
新型コロナウィルスのワクチン開発で株価の変動が大きかったのが記憶に残っていますね。

ファイザー最高!!
情報・通信業のIT分野などは、
著しい成長を見せる株もあったり、ゲームを開発する企業も含まれているため、新商品の開発販売などによって株価が大きく変動することもあります。
そのため情報・通信業は全体としての特徴を掴みづらく、その中でさらに業種を別けて見ていく必要があるのです。

情報・通信産業の中にはスマホなどの携帯電話関係はかなりの安定性があります。
このように、33種類のセクターごとに特徴があるため、個別の株を単体で探すよりもまずはセクターを絞ってから、個別の株を探した方が効率よく投資すべき株を見つけることができます。

セクター
東証33業種
- 技術 電気機器、精密機器、その他製品、通信業
- 金融 銀行業、証券業、保険業、その他金融業
- 消費・卸売 水産・農林業、卸売業、小売業
- 素材 鉱業、繊維製品、パルプ・紙、化学、石油・石炭製品、ゴム製品、ガラス・土石製品、鉄鋼、非鉄金属、金属製品
- 資本財 建設業、機械、輸送用機器、不動産業
- 運輸・公共 電気・ガス業、陸運業、海運業、空運業、倉庫・運輸間連業
- 医薬・食品 食料品、医薬品
- サービス サービス業

すべてのセクターを覚えるのはしんどいので、おおよそこんな感じと薄っすら記憶していると良いのではないでしょうか。

株のセクターを意識した投資方法
株のセクターは単に銘柄を見つけることだけが使い道ではありません。

セクターを意識することによる投資方法もあります。
その投資方法とは、
セクターを意識した分散投資と集中投資です。
ではそれぞれ、セクターをどのように意識した投資方法なのかを紹介していきましょう。

安定性を重視したセクターの分散投資
投資の世界では安定性を重視して分散投資を行うことがあります。

みんな大好きリスクを抑える分散投資。
分散投資とは、単に1つの投資に資金を別けるのではなく、株式投資や不動産投資、金や債券といったように様々な金融商品に資金を分けて投資をする方法です。

フォレストファンドでは不動産投資も併用して分散効果を高めています。
興味がある方はこちらもご覧ください。
この分散投資をセクターごとに意識をすることで安定した投資ができるのです。
例えば、
株価の変動が安定している食料品や電気・ガスなどのセクターに投資をしつつ、成長が期待できる情報・通信業にも投資をするといった方法です。

このようにいくつかのセクターに分けて投資をすれば、1つのセクターで大きく株価が下落したとしても、他のセクターに影響がなければ極端な資金の減少には繋がりにくいという特徴があります。
分散投資の注意
ひとつ注意が必要なのが、同じセクター内で分散させてしまうことです。
セクター全体として、同じような株価の動きをすることもあるので、複数の銘柄でマイナスになってしまうこともあるので注意してください。

リターンを狙ったセクターの集中投資
分散投資とは逆に、大きなリターンを狙った集中投資もセクターを意識すれば可能です。
株価の変動が大きい医療品や情報・通信業などのセクターにおいて、集中投資をすればその分大きなリターンを狙えるということになります。

ギャンブル要素強めのハイリスク・ハイリターン!
例えば、
医療品セクター全体で株価が上昇している場合、分散投資をしているよりも医療品セクターに資金を集中させれば、効率よく資金を投資することができるのです。
集中投資の注意
その分リスクもあり、医療品セクター全体で株価が急落した際には大きな損失を抱えてしまう可能性もあります。
そのため1つのセクターに投資をする株を集中させてしまうと、ハイリスクハイリターンな投資になってしまう可能性もあることは意識をしておきましょう。

株初心者がセクターを意識する際の注意点
セクターを使って投資をする際に
初心者に注意してもらいたいのが、セクターだけを投資判断に使ってしまうことです。
例えば、
食料品セクターの銘柄であれば安定した値動きが期待できるので、ここに投資をしておこうという判断などです。
セクターはあくまで東京証券取引所が決めた業種のくくりです。
安定したセクター内でも個別の株で見てみると、
上がる株もあれば下がる株もあるということになります。

セクターは、あくまで銘柄を探したり、分散や集中させるための一つの補助的な指標として使いましょう。
セクター全体の株価が上昇しているとしても、個別の株をテクニカル分析で見てみると下落のサインが出ている場合があるため、初心者にとっては正しい技術を身に付ける方がきちんと利益を上げることができます。
あくまでもセクターは補助的な知識として持っておき、投資で勝つためにはトレード技術が必要ということは覚えておいてください。

まとめ
セクターとは?
- 株のセクターとは業種のこと
- セクターごとに株価の値動きは特徴がある
- セクターを意識した分散投資と集中投資ができる
株のセクターを意識すれば、これまでとは違った投資ができるようになります。
単に個別の株で見ていたものが、セクターという区分で見れるようになり、共通セクターの株がどのような値動きをしているのかを見れるようになります。
そしてセクターを意識すれば、投資先を分散させて安定した投資ができたり、集中させることによって短期間でリターンを狙うことができるかも。

ただ、セクターはあくまでも大きなくくりであり、セクター内でも個別の株に関しては必ず同じような動きをするとは限りません。
そのため、セクターを意識しつつも個別の株で対応できる正しい技術が必要なのです。
このセクター全体で上昇しているから、この株を買おうという考えでは根拠として弱く、幅広い分析の元いろいろの要因を考えて投資対象を検討してみてください。
株で勝ち続けるためには、セクター全体で上昇していたとしても、個別の株で本当に上昇が期待できるのかを見極められることが大切であり、そのために必要なのが正しい技術なります。

私の個人的な意見で言えば、有名な看板銘柄ならおおよそ、そのセクター通りの値動きをするイメージですね。
今回は以上になります。
このブログをご覧いただきありがとうございました。
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低収入から転職を経て、収入を上げ、貯蓄を増やして投資をする。
投資を細分化して、効率的に資産増加と収入増加を促進して、
趣味にも力を入れて、人生をより良き方向性に導けるように試行錯誤しながら
日々を生きていければ、
愛する我が子・我妻への最大の贈り物になると私は思っています。

~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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