かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。
ドルコスト平均法とは?
長期的な資産形成の手法として有名な「ドルコスト平均法」について解説します。
ドルコスト平均法は、時間的に余裕がある場合の長期資産形成に向いている手法です。
毎月定額で積立てる方法の長所と注意点を解説
その具体的な購入方法、なぜ長期資産形成に向いているのかという理由や具体的な投資例についてまとめました。
最後に、ドルコスト平均法の注意点についても触れていますので、投資初心者や老後資金の貯め方を検討している方はぜひご覧ください。
投資は大変危険なものです!!

大金を動かして資産を形成するので、しっかりと対策を勉強してからチャレンジしてみてください!!

ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法です。
この手法で金融商品を購入し続けた場合、価格が低いときの購入量は多くなり、価格が高いときの購入量は少なくなります。
投資手法種類
・一括投資…あるタイミングで一括して金融商品を購入する投資方法
・積立投資…一定の金額で定期的に金融商品を購入する投資方法(←ドルコスト平均法)
投資手法利点・欠点
一括投資
- 1回の大きなチャンスで大きな利益を生むことができるが、
- 逆に1回の大きな失敗で大きな損失を生むことがあります。
- 短い期間で結果がでやすい❗
- 投資手数料が一度しかかからないのでの手数料の負担を抑えることができる。

投資タイミングがかなり重要‼️見誤ると、天国から地獄に突入しやすい
積立投資(ドルコスト平均法)(おすすめ手法)
ドルコスト平均法を利用した積立投資の特徴には、値動きに波のある金融商品に投資をする際、投資タイミングや投資期間といった「時間」を分散してリスクとリターンを平準化できる点があります。
- 長期運用を前提としているので、結果が出るまでには時間がかかる。
- 複数回のチャンスで結果を出すため、大きな利益は生みにくい、そして損失も大きくなりにくい。
- 投資タイミングが割りと自由にすることができる(スタートタイミングフリー効果)
- 投資回数が複数回に絶対になるので、投資手数料がかさみやすい
ドルコスト平均法のポイント
ドルコスト平均法のポイントは大きく4つあります。

順番に整理して解説していきます。
価格上昇、下降、どちらの局面でもスタートできる
ドルコスト平均法は、投資するタイミングを分散できるため、スタートタイミングをあまりシビアに考えずに開始できる投資手法です。
今始めるのが早いか遅いかを考える必要はなく、いつ初めても大丈夫なので初心者が入りやすい手法になっています。
スタートタイミングフリー効果の通り、底値でスタートしたからといって運用成績が最大化するわけではないため、気軽に始めることが可能です。
※投資当初にマイナスを抱えることもあります!!

購入単価を平準化できるので、高値づかみを回避できる
ドルコスト平均法の場合、購入金額を固定するため、価格が上昇している場合は購入口数が少なくなり、結果高値づかみが回避でき、逆に下降している場合は購入口数が多くなるため、購入単価の平準化が可能です。
上下の平均値を取るつもりでの投資になるので、上昇傾向の投資商品だと上昇の平均をとることができます。
しかし、下落傾向の投資商品を購入すると下落の平均をとることになるので注意が必要です。
また、一括投資で高値づかみをした場合のように、値下がりの影響がダイレクトに響くリスクも回避可能です。

投資初期にまとまった資金を用意しなくても投資が始められる
投資を分散して継続するため、投資初期にまとまった自己資金を用意しなくても、毎月自分の家計に応じた金額を少しずつ投資できる点も、ドルコスト平均法のポイントです。
「貯金があまりなくて大きな投資に回せない人」「毎月1000円なら大丈夫な人」など、どちらのタイプの人でもドルコスト平均法は向いています。
もちろん最初から莫大なお金を持っている人が高額投資する場合も小額からやる方がいいですね。
日々の価格変動に一喜一憂しないで投資を続けられる
購入する額を決めるということは、投資をやめるタイミングを検討するとき以外は、相場の動きをあまり細かく読む必要がないという事でもあります。
そのため必要以上に相場に対して神経質にならずに済むのも特徴と言えます。
投資初心者が分析や評価を頑張ってしなくても、チャレンジできます。
そして、一生懸命勉強したプロでも判断を見誤ったりすることなく投資できます。
また購入単価が平準化され、高値づかみを回避できるため、相場が大きく動いたからといって一喜一憂する必要がありません。
ドルコスト平均法の注意点
「ドルコスト平均法は、万能の投資手法なのか」ではありません!!
ドルコスト平均法の注意点も把握したうえで、使用してください。

投資手法はこれだけではないので、その他の手法を勉強してからやるのもありです。
まず、認識しておきたい注意点として
「ドルコスト平均法は、損失を防止する投資方法ではない」
ということです。
例えば、最終的な価格が下落している場合は、マイナスになる可能性もゼロではありません。
高値の時期が長く、急激に価格が下落すると、マイナスになる可能性が出てきます。
今回のコロナショックで大幅な下落を起こすところで投資をやめてしまうとかなりの損失を確定させることになります。
投資した金融商品を売却したいタイミングによっては、このようなことも起こり得ることを念頭に置いておきましょう。
運用期間の終わりが見えてきたタイミングで、一部安定資産の債券や現金などへの乗り換えをするなどの対策が有効になってきます。
また、ドルコスト平均法は値動きに上下の波がある場合に強みを発揮する投資手法ですが、右肩上がりに価格が上昇する相場では、一括投資のほうが有利です。
この点は、ドルコスト平均法を用いる際のデメリットになります。金融商品を購入する際、どのような値動きの特徴があるかを慎重に検討しましょう。
基本的には米国株やETF・投資信託が使用しやすい投資対象になると思います。

ドルコスト平均法は他の投資手法と比べてリスクの軽減が可能!
ドルコスト平均法は、一定金額を一定期間ごとに投資することで、
リスクの分散を図りながら利益を得ることを目的とした投資手法の一つです。
価格が高いときは購入口数が少なくなり、価格が低いときは購入口数が多くなるため、一時的に価格が下落していても一定水準まで持ち直すと利益を上げることも期待できます。

大幅な下落があったとしても15年くらい長期保有していればプラ転します!!
特に、ドルコスト平均法は値動きが大きく、値上がりと値下がりを繰り返しているような相場で強みを発揮するのが特徴です。
他の投資手法に比べるとリスクが軽減でき、スタートタイミングの判断もあまり気にする必要はないため、思い立ったときからすぐに投資を始められます。 (スタートタイミングフリー効果)

ドルコスト平均法まとめ
投資を始めて一番に目に入り考え方ややり方を理解しやすいやり方になると思います。
難しい分析や判断・投資開始タイミングを見図ったり、
投資し始めの含み損を抱えたときのストレスの負担を軽減してくれると思います。
また、市場が開かれている時間帯にパソコンに張り付いて常に監視をする必要もないので
仕事や育児など日々忙しくしている方にはうってつけですね。
しかし、フォレストファンドがやっているような高配当株投資にはちょっと向きません。
日本株は100単位で購入するなどの条件が主な証券会社では決まりがあり、分けて購入するにはかなりの資金が必要になってきます。
なので、おすすめのドルコスト平均法を使用する場所は
米国株投資やETFや投資信託がおすすめになります。
配当金のメリットについて知りたい方はこちらからどうぞ。
手法には使いやすい場所や使いにくい場所が存在しますので、そこは考えて判断してください。
今回は以上になります。
最後までグログを読んでいただきありがとうございました。
~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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