かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。

株式投資における投資スタイルとして「デイトレード(デイトレ)」というトレードスタイルはご存知でしょうか?

デイトレードとは、日をまたがずに1日の中でトレードを完結させる超短期のトレードのことを言います。
場合によって、数秒から数分とかなり短い時間での判断とトレードを完結させるスピーディーな投資スタイルになります。
上記のようなトレードスタイルとなりますので、「デイトレーダー」と聞くと1日中株に専念していて、チャートに張り付きながら細かいトレードを行っているイメージを持つ方もいらっしゃるかと思います。
投資初心者や投資の事をあまり知らない方がイメージする投資家とは、デイトレーダーを一番にイメージされる方が多いと思います。
そしてなによりも一番気になるのが、
「結局のところ、デイトレードって儲かるの?」
という部分ではないでしょうか?

そこで今回は、デイトレードで効率的に儲けることができるのか、初心者やサラリーマンでも無理なくトレードができるトレードスタイルなのかについてご紹介します。
この記事でわかること
- 株式投資におけるデイトレードとは?
- デイトレードで「大きく」儲けることができるのか?
- 忙しいサラリーマンにもおすすめの「効率的」に稼げるトレードスタイル?

株式投資におけるデイトレードとは?
デイトレードとは
短期的に投資する投資スタイル。
一日で取引を完結させるため、投資の中では一回の取引で大きく利益を上げることが出来ない代わりにコツコツ利益を積み重ね、活発な投資を行うことが出来るので楽しみやすい投資スタイル。

デイトレードとは前述の通り、日をまたがずに1日の中でトレードを完結させる短期トレードのことを言います。
1日ですぐに利益が出ることもあるので、「すぐにお金を手に入れたい」と考えている人には魅力的な投資スタイルに見えるかもしれません。

実際に、デイトレードをして利益を上げている人がいるのは事実で、フォレストファンドでも実際に一日の内に数千円から数万円利益を上げたこともあります。
しかし、投資初心者やサラリーマンとして働く人たちにとって、デイトレードには注意しなければいけない点がいくつかあります。

では、デイトレードではどのような部分に気をつければいいのでしょうか?
株におけるデイトレードをする際の注意点
株におけるデイトレードをする際の注意点として、大きく分けて以下の4つに分類できます。
- トレンドの流れが読みにくい
- 日中のまとまった時間を確保しなければならない
- 翌日以降の大きな利益を逃す可能性が高い
- 身体的・精神的負担が大きい
代表的なものとしては、上記になります。

個別に説明していきます。

トレンドの流れが読みにくい
デイトレードは時間軸が短いトレードのため、トレンドの流れを読みにくいことがあります。
株価の値動きは、大きな流れ(週単位や月単位)で上昇・下落しているという動きを元にトレンドが形成されることが多い。
しかし、デイトレードの時間軸は何分~何時間単位という短い時間軸での分析するトレードが必要になるので、株価が大きな流れのトレンドとは逆方向に動くことも多く、早いタイミングで損切り(損失を抑えるためにマイナスの状態で決済すること)の判断をしてしまい、利益にならないこともあります。

一回のトレードで利益を大きく上げる目的ではないので、数回から数十回のトレードでの勝率と積み上げた利益が重要なので、テンポよくやった方が良いと思います。
時間軸での細かい値動きを追っていると、大きなトレンドと違い方向性が読みにくいため、「ダマシ」の動きにつられて逆方向に玉を建ててしまうこともあります。
また、証券会社の分析ツールによっては、短期的な分析に必要な分足や時間足などのツールが少なかったり、基準がバラバラなこともあり、分析がしにくいと感じることもあるかもしれません。

フォレストファンドで使用している楽天やSBI・松井証券なら問題なく、ツールが揃っているので安心です。
対策( トレンドの流れが読みにくい )
一番簡単にこれらの問題を解決するのは、読みを間違えた時はさっさと損切りして正解のトレンドに切り替えることが重要です。
すぐに切り替えてしまえば、そこまでの大きなマイナスを受けることなく、切り替えた時に出た利益相殺することが出来るのであまり一回の失敗を引きずることも気にすることもないと思います。

投資のリスクヘッジについて、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
日中のまとまった時間を確保しなければならない
デイトレードは、1日で決済を完了させるトレードになります。
1日のうちで利益を最大化させるためには、場が動いている間は常に株価の値動きをチェックしなければなりません。
時間軸を上げて、数日間~数週間のデータを元に分析することも可能ですが、デイトレードでは建玉のタイミング(ザラ場のどの場面で建玉をするか)も重要です。
1日のうちで利益を最大化させる必要があるデイトレードは、時間が限られている普段平日に仕事をしている方には、時間を確保するには特に難しいトレードスタイルだと言えると思います。
対策( 日中のまとまった時間を確保しなければならない )
平日の市場が開いている時間にまとまった時間を取れない方は高配当株投資やインデックス投資を実践することをお勧めします。

フォレストファンドも基本的には普段仕事が忙しいので、時間に囚われにくい高配当株投資をメインに投資をしています。

時間の無い方にはこちらが無難な投資スタイルなので、要ご検討ください。



翌日以降の大きな利益を逃す可能性が高い
デイトレードの場合は日をまたがずに決済をするため、翌日以降の大きな利益を取りこぼしている可能性があります。
株価は、トレンドに乗って上昇していくと1日だけでは上昇が終わらないことも多々あります。

もちろん、予想に反して下落するケースもありますが、トレンドに乗り出したらその後大きく株価が上昇するようなケースが多いようです。
そうした時、デイトレードをしていたら翌日に建玉を持ち越すことがないため、利益が最大になるタイミングで決済することはできませんので、その時はかなり悔しい思いを何回かは経験することになると思います。

最大の値幅を取りに行こうとすると、1日どころか毎日トレードをすることになります。
これでは、都度手数料も発生してしまったりして、あまり効率的なトレードとは違う方向性になってしまします。
デイトレードでは、手数料の問題はかなり大きな課題になると思います。
対策( 翌日以降の大きな利益を逃す可能性が高い )
一日の内でトレードを完結させる為、大きな利益を上げるには向かない投資スタイルになるのは事実なので、その時は諦めることが重要だと思います。

仮に売ってしまった後、更なる上昇をしたとしても、それは単なる結果論であることがほとんどです。
もし、売った後に下がれば、あの時売っていて良かったと思うことになるので、気にしているだけ精神力を消費することになるので無駄な力を使わずに切り替えることが重要だと思います。
身体的・精神的負担が大きい
初心者の方がデイトレードをする時に感じることとして、身体的・精神的にも負担が大きいということが挙げられます。

デイトレードは1日完結のトレードスタイルのため、その日のうちで利益を最大化させる必要があります。
そうすると、マーケットが開いている間は常に集中してチャートや株の値動きなどを見続けていなくてはいけません。
株式投資でトレードができる時間は、
- 前場(9時~11時30分)
- 後場(12時30分~15時)
になりますが、その時間帯は精神を集中させ続けなければならず、よほどチャートを見続ける時間とゆとりがある人でないと厳しいので、専業か定年している方など以外はやりにくい投資スタイルになります。

フォレストファンドでは不定期の休みの時などにデイトレードをしています。
年に数回程度にはなりますが、ほぼ遊び感覚の小額での投資になります。
こうした状況は、株初心者の方には心理的負担が大きく、精神を集中させ続けた状態は身体的にも辛い状況と言えます。
対策( 身体的・精神的負担が大きい )
休みの日までストレスを感じたくない、常に相場を監視していないといけないなどの身体的・精神的負担が大きいことが嫌な場合は、別に無理してやる必要性はありませんのでやらなくても大丈夫だと思います。
もし、それでもやりたい場合は、小額から初めて徐々に慣らしていく方法が良いと思います。

デイトレードで「大きく」儲けることができるのか?
デイトレードで大きく利益を儲けることが出来るかどうかは、一日や二日で大きな利益を上げることは難しいですが、投資センスが高い人なら小額の利益をコツコツ積み重ねることが出来れば、高配当株投資での配当金くらいならすぐに上げることが出来ると思います。

100万円で配当利回り4%の高配当株を買って、一年で配当金4万円をゲットするより
100万円でデイトレードをして、4万円利益を上げる方が短期的に見れば早い気がします。
100万円の高配当株を一年保有していると、株価の下落で100万円から50万円になることもあるので、デイトレードではそのリスクが少ない分、やる価値はある投資スタイルだとも思います。
ただ、大きく利益を上げ続けるにはかなりのセンスと勉強量と運が必要になるので、万人受けする投資スタイルとは言えにくいのも事実です。

はたして株初心者にデイトレは有効なのか?

株初心者の方でデイトレードに興味を持っている方もいらっしゃるかと思いますが、はたしてデイトレードは株初心者に有効なトレードスタイルなのでしょうか?
結論としては、初心者やサラリーマンなどの忙しい人には、デイトレード以外のトレードスタイルをおすすめします。
デイトレードは、上記で見てきたようにさまざまな負担や不利な点が大きくなる可能性が高いからです。

個人の生活スタイルなどもあると思うので、常にチャートを見ながらトレードをするスタイルが好きという方であればいいかもしれませんが、無理にデイトレードをする必要がないというのが、私フォレストファンドの見解になります。
もちろん、短期トレードすべてが悪いというわけではなく、初心者が手を出すにはデイトレードはハードルが高い部分もあるということは覚えていた方が良いと思います。

でも、急に暇な時間が出来た時にするにはデイトレードは大変アクティブで楽しい投資スタイルで個人的には好きです。

初心者やサラリーマンにおすすめの投資スタイル

では、初心者やサラリーマンにおすすめの投資スタイルはどんなものでしょうか?
それは、全ての人が比較的簡単に投資して利益を上げたいなら、高配当株投資や投資信託(ETF)などを実践するのが一つの最適解だと思います。
投資の判断や維持管理を優秀なファンドマネージャーに任せてしまうだけで、資産が増えるので一番楽なのは間違いないと思います。

仮にマイナスが出たとしても、それを人のせいにすることが可能になるので、精神衛生上でもやや安心です。
時間と利益のバランスが良い投資スタイルが、高配当株や投資信託(ETF)だと思います。

まとめ
初心者のデイトレードでは、
4つのポイントで苦戦するデイトレードはいきなり挑戦するのはおすすめできない
初心者におすすめの投資スタイルは 高配当株や投資信託(ETF)



デイトレードは、超短期で利益を狙えるトレードなので、投資家の方にとっては魅力的なものに見えるかと思います。
しかし、その他のトレードスタイルと同じようにメリット・デメリットがあるのを理解して、挑戦すると良いと思います。
何回かチャレンジして、自身の生活スタイルと性格などの個性に合った投資スタイルを探してみてはいかがでしょうか?
今回は以上になります。
このブログをご覧いただきありがとうございました。

不動産投資という選択肢も存在しますので、気になる方は参考にしてみてください。
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一投資家として、経済的自由を目標にされる方々の一参考例としてご覧いただければ幸いです。
低収入から転職を経て、収入を上げ、貯蓄を増やして投資をする。
投資を細分化して、効率的に資産増加と収入増加を促進して、
趣味にも力を入れて、人生をより良き方向性に導けるように試行錯誤しながら
日々を生きていければ、
愛する我が子・我妻への最大の贈り物になると私は思っています。

~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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