
かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。
📺突然のニュース

2020.8.31投資家たちをびっくりさせるようなニュースが入ってきましたよね。
みんな大好き投資の神様として有名なウォーレンバフェットさん率いるバークシャハサウェイ(ガンダムの閃光のハサウェイではありません💣)が日本の五大商社株を購入したことを明らかにしたそうです。
ウォーレンバフェットさんはみんなの憧れで、投資をしていて知らない人がいないくらい有名な人です。
投資の能力が高く、現在80歳を超えているのにも関わらずまだまだ投資を行ってい『質素倹約』を常に続けている投資家です。
多くの方々はある程度投資で資金を稼げると、浪費にシフトしたり老後をゆっくり過ごしたりしていても不思議ではないと思うのですが、この方はバリバリ現役で投資の世界を生きています。
とても尊敬しますね😢
そんなバフェットさんは日本株に興味がないと思っていたので、まさか購入するとは思わず私も非常に驚きました。
今回はバークシャハサウェイが投資した各商社の特性や事業の紹介をすると共に、話題に遅れながらもまだ投資しても間に合うかなぁということをこれから少し話していきたいと思います。
🌳ウォーレンバフェットさんの購入株と投資哲学
バークシャーハサウェイが購入した商社企業 5社
- 伊藤忠商事 8001
- 丸紅 8002
- 三菱商事 8058
- 三井物産 8031
- 住友商事 8053
考察として、バークシャーハサウェイはこの5社の株式をほぼ均しく発行済み株式の約5%を購入していました。

この投資手法にはバフェットさんとバークシャーの投資哲学が反映されていると思われます。
割安さ
五大商社のうち伊藤忠商事を除く4社はPBRという投資で非常によく使われる投資指標が1倍を下回っていました。
PBRは一株当たり純資産を株価で割って算出します。
この指標が1倍を下回っている時には理屈上、会社を解散して株主にお金を返した方が株主は嬉しいということになるので、割安さの目安になるとされています。
そのほかにも配当利回りが3~5%程度と高かったため、こういった割安さがバフェットさんの目に留まる重要なポイントになったのでしょう。
五大商社の同時購入と投資哲学
この五大商社を同時に買ったことも大きなポイントのひとつです。
→ まずはバフェットさんの投資哲学の説明から📜
バフェットさんは昔から「わからないものには投資しない」という哲学で投資をしていることが知られています。
1990年代後半から2000年代前半にかけてのITバブル時期に、投資家がIT関連株に熱狂している際にも哲学を貫きIT株には投資をしていませんでした。
そうすると一時的に投資パフォーマンスが悪くなり、バフェットさんを馬鹿にするような論調もあったものの、結果的にはITバブルが崩壊し立ち直れないような大きな損失を抱える投資家も多く出るなかでもIT株に投資をしていなかったバフェットさんは小さなダメージだけで済みました。
ちなみに私はこの時まだ投資をしていなかったので、ニュースやネット記事で見かける経済的な事件として少しかじっているくらいです。
この事件を経験していれば投資する上での教訓になり、今後のリスクヘッジになっていたと思います。
(かなりのイタイ忘れられない勉強になっていたでしょう、、、)
→ 投資哲学から推測される五大商社の同時購入のポイント💡
さてさて、なぜこの投資哲学が今回の投資にも反映していると考えられるのでしょうか。
日本の商社は日本だけに留まらず欧米、アジア、アフリカなど世界中の様々なところでビジネスを展開しています。
エリアだけでなく事業やエネルギー関連、金属、食品、小売りなど多種多様な事業を行っており、実際車を少し走らせるだけで各商社が展開している、ガソリンスタンドや電力事業、自動車産業、有名なコンビニなど多くを目にすることが可能です。
そうすると各企業の巨大さが一目でわかりますよね。
ということは世界経済が順調に成長すれば日本の商社全体として成長の果実を享受しやすいと思われる一方で、個々のビジネスを理解してどの商社が勝者になるのか予想することは至難の技と言えるでしょう。
日本の大手商社が有望なのはわかるが、どの会社に優位性があるのかわからない。
そのように考えて、バフェットさんは五大商社を同じウェイトで分散投資するという行動に踏み切ったのではないでしょうか。
💹バフェットさんが購入した商社株の今後の購入推移

バフェットさんは最大で各社の買い増しを10%くらいまで引き上げる可能性についても言及しているそうです。
バフェットさんが投資しただけでも大きな衝撃になっているのに、さらに今後の買い増しの可能性も示唆されたため各銘柄の株価は発表後に大きく上昇しその後も堅調に推移しています。
これはどの銘柄もバフェットさんが損しないように買ってくれて、株価が上がっていく可能性しかないような気がするので付いていくべき!!かなぁと思います。笑
コバンザメ投資やイナゴみたいですね!
ちなみにこのニュースが出たときに私が購入できたのは、三菱商事・丸紅・三井物産で、伊藤忠商事はもう上がりすぎて、配当利回りも低くなっていたので買えませんでした💧
全部まとめて購入できるセット売りなんかがあればみんな飛びつくと思うのですが、そんな都合がいいものは当然ありませんでした、、、
そんなものがあれば都合が良すぎて詐欺かと思いますよね💦

その後資金を貯めて、フォレストファンドは五大商社株の内4つを購入して保有しています。
🏢五大商社それぞれの特徴
①伊藤忠商事 8001
食品などの非資源分野や中国事業の強み
大手コンビニチェーンのファミリーマートもここの事業の一角だったと思います。
②丸紅 8002
穀物などの食料分野及び発電分野に強み
ガソリンスタンドなどを近所で見かけることがありますね。
③三菱商事 8058
三菱グループ自体のシナジー?を生かした総合力が武器
誰もが知る三菱!いろいろな分野で活躍する巨大企業です。
もし三菱が倒産するとなれば『日本終了のお知らせ📜』が来てしまうと思うので、まず潰れないんじゃないかなと考えています。
④三井物産 8031
資源分野のウェイトが大きいため資源価格上昇時にアウトパフォーム?の可能性
⑤住友商事 8053
ジュピターテレコム?などのメディア事業、SCSKなどのシステム開発事業など幅広く手掛ける
🏳🌈五大商社の一番の勝ち組!!商社現時点での最強銘柄!
この中で業績的にも株価的にも圧倒的な勝ち組が1社います。
それは伊藤忠商事です。
他の商社は5年以内に最終赤字があり、前期はコロナウィルスの影響もあって大きく業績を落としているなかで伊藤忠商事は中国事業の好調さなどを理由に右肩上がりに業績を伸ばしています。
好調な業績を反映するように、伊藤忠商事の株価は群を抜いて上昇していますね。
配当金のメリットや魅力について詳しく知りたい方こちらもどうぞ
まとめ
- 果たして今後も伊藤忠商事が一人勝ちを続けていくのでしょうか🚩?
- バフェットさんは、今後も日本株の買い増しを続けていくのでしょうか👛?
- バフェットさんは、どの銘柄に力を注いでくれるのでしょうか💪?
以上が小さい国日本で起きた、大きなニュースでした。
現在、日本株市場で投資をしているのは日本人の投資家がほとんどだと思っている人がいると思いますが、実際は海外の投資家が8割という状況です。
日本人は投資するより貯金して安全に資産が増えると考えているのですが、実際はそんなことはないのです。
このことについてはまた別の機会にお話ししたいと思います。
次回:フォレストファンドが買った商社株をご紹介!理由は様々ですが、投資資金が少なく切実な悩みもあるのが個人投資家だと思いますので是非参考に。。。

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