かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。
私が感じる、配当金の魅力を紹介したいと思います。
配当金とは企業の株を購入すると、企業の利益から配当をいただくことができるお金を言います。
- 配当金生活で実感する、配当金のメリット・魅力、注意点
- 配当金の魅力①:手間がかからない
- 配当金の注意点①:株主資本から株主への移動
- 配当金の魅力②:再現性が高い
- 配当金の魅力③:不労所得を可視化、経済的自由達成具合が分かり易い
- 配当金の魅力④:右肩上がりのグラフを描き、モチベーション維持になる
- 配当金の魅力⑤:そのモチベーションが市場に長く居座り続けるという長期投資を可能にさせる
- 配当金の注意点②:配当に対する課税の存在
- 配当金の魅力⑥:ほかの生き方をする選択肢が増え、そのハードルが下がる
- 配当金の魅力⑦:セミリタイア・FIREとの親和性が高い
- 配当金の魅力⑧:配当利回りが一定の下落クッションになる
- 配当金の注意点③:あくまで配当の主たる源泉は利益であり業績
- 配当金の魅力・注意点まとめ
配当金生活で実感する、配当金のメリット・魅力、注意点
配当金、そして配当金を積み上げる投資の魅力が欲しいと思い高配当株投資を始めました。
投資資金が1000万円を越えた辺りから、配当金の魅力と恩恵をかなり受けています。
魅力と注意点は以下の通りです。
メリット
- 手間がかからない
- 再現性が高く不労所得が目に見えて増えてきて、経済的自由が見えてきます。
- 資産額が右肩上がり
- 積み上げるモチベーション維持になる
- モチベーション維持により、長期投資が可能で、他の生き方を考えるハードルが下がる
- セミリタイアとの高い親和性
- 配当利回りが一定のなんとかショックの下落からのストレスクッションになることもある

高配当株投資だけだと不安な方はこちらもどうぞ。
配当金の魅力①:手間がかからない

配当金は何せ手間がかかりません。
一度株式を保有しさえすれば、企業活動の継続により企業が勝手に頑張り、その利益が株主に還元される限り、配当金の払い出しが行われます。
そして自動的に証券口座に税が引かれて入金されます。
(特定口座などの場合)

その銘柄に対して、定期的にメンテナンスや業務の支持や支援することなく、放置していても企業が勝手に努力して成長してくれます。

配当金の注意点①:株主資本から株主への移動
配当金は企業の資本が配当金として支払われているので、資金が変換されたことを意味します。
理論上は配当金が吐き出される分、企業の株主資本が減るため、理論株価も同程度下がることになり、湯水のように新しい価値として配当金が湧き出てくるわけではありません。
ここは、高配当株投資をする際に、おさえておきたいポイントです。
元に配当金の権利確定日を過ぎると、ある程度株価は下がることがあります。
いずれにしても、配当金が振り込まれることで定期的にキャッシュフローが生まれるわけですが、本当に手間がかかりません。
毎月の仕事からのお給料ではない別の、資金の源泉からのキャッシュフローですね。
人一人では到底捻出できない金額のキャッシュフローが生まれるのは、魅力的です。

稼ぐ力が一馬力よりも二馬力に、二馬力よりも三馬力に変化していくのを感じますね。

配当金の魅力②:再現性が高い
デイトレードなどの短期取引やスイングトレードと比べ、配当金を積み上げること自体の再現性は高いです。
フォレストファンドの配当収入推移でも示している通り、金額増加分の多寡の違いはあるけども、毎月給与から一定額を株式購入にあてれば、配当収入は、軒並み保有銘柄の大幅な減配がない限り、着実に積み上がっていきます。
コツコツ積み上げは資産運用の基本考えでもあると思います。
VYM・HDVなど高配当株ETFであれば、銘柄選定の手間も不要なので、あまり株式投資に馴染みのない人にも取り組みやすいと思います。(米国株投資の場合)
配当金の魅力③:不労所得を可視化、経済的自由達成具合が分かり易い
配当金という不労所得の可視化により、生活費の何%が配当金でまかなえるのかを明確に把握できます。
つまり、経済的自由達成度が測れるわけですね。
- 配当金が月10万円
- 生活費が月20万円
ならば、経済的自由の達成具合は50%です。
10万円-20万円=-10万円になるので、あとの10万円を仕事や年金で捻出することができれば、それはセミリタイアなどを実現することができます。
配当金というのは、含み益などの未実現利益とは異なり、確定利益・実現利益です。

含み益も含み損も売却して、権利確定をしないと利益を発生させたことにはなりません。
配当を吐き出す形で、都度現金化され、ある種の利益確定になります。
そのため、老後を迎えるまでは「いつ売却して現金化するのか」という出口戦略もさほど考える必要はありません。
「自分の目指す目標が生活費の何%で、現在何%なのかという道のり・達成度を把握できる」という意味で、モチベーションと今後の方向性を把握できます。
配当金という不労所得が月々の生活費を上回れば、語義上の経済的自由は達成されます。
~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
「配当金>生活費」という図式が成立すれば、余剰分でさらに株式を購入することで、配当金を持続的に増やすことが可能になります。
この循環を作り出せば、自己増殖的に配当金が増える段階に入ります。
世界の富裕層はこの状態に突入しているので、半永久的に資産の増大を図ることができ、裕福に暮らすことができています。
一般市民との線引きがどうしてもできてしまうのが、今の経済社会に他なりません。。。
この段階にいつ到達するのかが、資本主義を生きる人々にとって1つの分岐点と言えるかもしれません。

配当金の魅力④:右肩上がりのグラフを描き、モチベーション維持になる
人間がモチベーションを維持し続ける際に必要なのは、日々成長を感じることです。
このような確信や自信を持てる日々というのは、この考えややり方が間違ってなかったので続けようとするモチベーションになる。
日々成長を感じるには、定量的なデータで安定的に別収入が発生しているのを目にするのは嬉しい事です。
相場好調期には忘れがちですが、資産がただ減っていくのを見ているのは思ってる以上にキツいです。
落ちていく株価をただ眺めているのはかなりのストレスと平常心を維持すること難しくすることをもたらします。
そんな時はフォレストファンドはこう考えます。
配当金は、それ自体が「下落局面でも買い増しする原資」になります。
「株価が上がれば資産額が増えてうれしい。株価が下がれば安く買うことで配当金を多く増やせるのでうれしい。」
と思える点は、心理面でも、次なる上昇相場への布石という意味でも、下落も一定の必要性を感じることができると思います。
資産を増やすために資産運用をやっているわけで、資産を増やすことは言うまでもなく大事です。
一方、着目対象としても精神的にも見える成果としても好適なのは、「日々変動する株価や資産」よりはむしろ、「株式の購入が増えれば、そのぶん増えていく配当金」を積み上げていくという考えもできます。
- 「日々変動する株価や資産」 → 「株式の購入が増えれば、そのぶん増えていく配当金」
しかし、理想と現実はまた別の物ですね。

配当金の魅力⑤:そのモチベーションが市場に長く居座り続けるという長期投資を可能にさせる
株式投資はFXなどのゼロサムゲームと違い、プラスサムゲームです。
ゼロサムゲーム
経済学における「ゲーム理論」と呼ばれる経済理論における用語。参加者の得点と失点の総和(サム)が0(ゼロ)になるゲームのことをさす。対戦者同士が一定の得点を争いあうようなゲームなどが代表的である。ゼロ和とも呼ばれる。(経済・用語辞典引用)
プラスサムゲーム
ゲームに参加しているプレイヤーの利得の合計がプラスになること。なお、プラマイゼロのゲームを「ゼロサムゲーム」。マイナスになるゲームを「マイナスサムゲーム」という。
投資期間が長いほど、
- 複利効果に加え
- 元本割れのリスクが下がり
- リターンがプラスに傾いてきます
ですから、
「長期投資のモチベーション維持の仕組みづくりとして優秀」な配当金は、長期投資にも優秀です。
高配当株ポートフォリオの作成はこの辺を参考にしてください。

配当金の注意点②:配当に対する課税の存在
一方で、配当金には税制上のメリット・デメリットがあります。
メリットは分離課税・配当控除を利用できること、デメリットは配当に課税されることです。
配当に都度課税されると、理論上は配当を出すたびにリターンを押し下げる要素にもなり得ます。
(ただし、あくまで配当控除を無視した場合、および事業への再投資が効率的であるという場合に限るので、必ずしもそうとは限らないことに注意しましょう)
iDeCoや積立NISAやNISAを活用するとこのメリットは更なる効率化を計ることができます。
配当金の魅力⑥:ほかの生き方をする選択肢が増え、そのハードルが下がる
もし、不労所得の配当金が生活費を上回ることができれば、
生活費を上回る配当金があることで、会社に経済的に依存していないことを意味し、いつでも別の生き方ができることも意味します。
あとはタイミングの問題だけとなってきます。
仮にすぐFIREしなくても、セミリタイアしたり、そのまま仕事を続けることもできますので選択のはばを広げることができます。

配当金の魅力⑦:セミリタイア・FIREとの親和性が高い
配当金という定期的なキャッシュフローは、セミリタイア考え方にすごく適しています。
なぜなら、配当金という月々のキャッシュフローが読みやすいからです。
リーマンショックやITバブルでも減配しなかった連続増配株は米国企業に数多く存在しますし、もちろん私たちが生活する日本国内の企業であっても、減配こそしたものの配当金をしっかり出してくれている企業もたくさんあります。
それら株式からの配当金は、比較的安定的に今後のキャッシュフローを見込めます。
フォレストファンドは高配当株を購入する際、今後この銘柄からどれだけの配当金をいただけるのかを考え、ポートフォリオの比率を調整しています。
年間の配当金の総額を計算することで、資産の増加を予測したり、生活資金の助けをどれくらいしくれているのかを分析しています。
なので、サラリーマンからの給与収入がなくなっても、計算できる収入が配当金という形で存在します。
配当金からのキャッシュフローは安定を生みます。
この記事を参考にしてみてください。
配当金の魅力⑧:配当利回りが一定の下落クッションになる
常にそうなるとは限りませんが、たとえば5%を超える水準で反発目安になるなど、実際に株価下落のクッション的存在を果たすことも局面・銘柄によってはあります。
また、配当利回りが反発目安になるケースも局面によってはあることから、押し目買い前提に限れば、買い時が比較的わかりやすくなることもあります。
投資家の中には短期的には下落を食らい、含み損益を出すことがあっても、配当金が毎年数パーセント貰えて、今後数年保有していれば含み損益を回収することができると考える方も多いと思います。

もちろん、常にそうなるとは限らないので、下落に次ぐ下落を起こすこともあるので注意が必要です。
配当金の注意点③:あくまで配当の主たる源泉は利益であり業績
ただし、配当を多く出す銘柄であれば何でも良いわけでは当然ありません。
- 堅調な業績・キャッシュフローがあってはじめて、配当持続性の担保要因になります。
- 配当の源泉はあくまで堅調な利益・キャッシュフローであることには注意が必要です。
配当金の魅力・注意点まとめ
魅力
- 手間がかからない
- 再現性が比較的高い
- 不労所得の実感を得る
- 経済的自由の達成具合が分かり易い
- 右肩上がりのグラフを描く
- モチベーション維持になる
- そのモチベーションが市場に長く居座り続けるという長期投資を可能にさせる
- ほかの生き方をする選択肢が増える
- そのハードルが著しく下がるセミリタイアとの親和性が極めて高い
- 配当利回りが一定のクッションになることもある
注意点
配当は、株主資本から株主への移動配当に対する課税の存在あくまで配当の主たる源泉は利益であり業績、
「配当を多く出す=良い投資先」
とはかぎらない
高配当株の中には無理して配当金を出している企業もあるため、配当金ランキングを検索して出てくる銘柄を上から順番に購入して良いというわけではありません。
しっかりと企業分析をして、投資対象として不適格化を考えて投資することが重要になってきます。
今回は以上になります。
このグログをご覧いただきありがとうございました。
~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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