
「将来、株だけで生活できたらいいな」と考えたことはありまするか?

株式投資だけで生活ができたらどんなにいいだろうか。
大変な仕事をずっと続けるのは体にも精神的にもしんどいですね。

今回は株式投資だけで生活する方法を考えてみます。
株式投資だけで生活をする方法を考える人は多いと思います。
株と言えばギャンブルのようなイメージを想定しがちですが、知識やテクニックがあれば勝率を高められ、事業として投資をしている所もあるくらいです。
株式投資の勝率が高まれば、株の利益だけで生活するのも決して不可能ではありません。
今回は、そんな誰しもが憧れる「株だけで生活するためには」ということについて、フォレストファンド的にどうなのか考えてみたいと思います。

株だけで生活するための必要資金や心構え、投資方法などを解説します。
いくらあれば株だけで生活できるのか?
まずは、生活をしていくためには一体いくら掛かるのか?
人間が生きていく上には生活費を一番に考えていかないといけないところです。

一番初めにそこが重要になってなってきますね。
当然、月にかかる費用は人それぞれです。
質素でも、とにかく株だけで生活をしたいと考える人もいれば、株で大きな利益を生み出し、優雅に暮らしたいという人いると思います。

仙人みたいな生活は全然楽しくないので嫌ですね。
「どの程度稼げば生活が安定するのか」
という基準は、言わば株だけで生活するための目標になってきます。
最初に達成したい目標を自分で設定しなければ、生活に必要な資金の算出することはできません。
そこでまずは、株だけで生活ができるか?
を考えていきたいと思います。
株の利益のみで生活することは可能?
結論から言えば、
株の利益だけで十分に生活は成り立ちます。
ここでのポイントは、「株だけで最低限の暮らしを成立させる」ことが目標という点です。
仮に株式投資で「月に数百万円もの利益を上げる」ことを目標にすると、達成には相当な努力と知識、運用テクニックが必要になってきます。
しかし、生活が成り立つ最低限の収入であれば、初心者でも株の利益だけで目標の達成は十分可能です。

私は入金力さえあれば、この目標は達成できる一番簡単な目標だと思います。
まずは「株だけで最低限の暮らしを成立させる」ために株式投資で上げるべき利益の目標を明確にしましょう。
そもそも生活費はいくら必要なのか、そしてどのように生活費を稼ぐのか、それは以下のように逆算することで考えることができます。

年間生活費はいくら?
私、フォレストファンドは
現在可愛い我が子と奥さんの三人暮らしなので、大体手取りで20万円程あればとりあえずの最低限の生活はできます。
平均的には日本では約27万円の収入があれば問題なく生きていけると思います。

家賃が6万円
食費が4万円
光熱費が2万円
通信費が2万円
ガソリン代が2万円
小遣い・雑費が4万円・・・
生活費を抑える方法として
より安い家賃の地域へ引っ越したり、
保険や通信費などの固定費を見直しをして、
固定費を極力削ることができればもう少し少ない額でも生活は可能です。
ただし、これはあくまでも生活する上で必要な資金です。

それとは別に、投資家として投資資金を余裕資金として準備する必要がある。
また、少し贅沢をと考えればやはり30万円以上を、毎月運用益として成果を上げ続ければかなり生活として成り立つと思います。

元手と運用益はどのくらい必要か
では、月に30万円以上を
株で利益を出すためには一体いくらの資金が必要なのか場合分けして考えてみます。
1日に約1万5,000円の利益を上げるには、フォレストファンド的には300万円程度の資金は用意しておきたいところです。
デイトレードで生活
日々パソコンに向かい、チャートや情報をチェックする生活になると思います。

デイトレは趣味程度しかしていないので、専従デイトレーダーは専門外です。
資金300万円程度用意することが出来れば、毎日2万円くらいは波があったとしても頑張れば成果をだすことが出来ます。
もちろん、負ける時もあるので平均的にこれくらい勝てれば優秀です。

毎日1万円勝てても優秀ですね。
日によって値下がりするリスクも考えれば、1種類の高額株のみに投資するのは現実的とは言えません。
現実的には複数の銘柄を分散して保有し、損失リスクを抑えながら利益を狙う投資方法が良いですね。

日本郵船で300万円突っ込んでからの一日5万円あげる戦いも好きですね。

配当金のみで生活
次に
私が大好きな配当利回りの高いものから厳選した、高配当株を選んでの高配当株投資で配当金のみでの配当金生活です。

高配当株投資のおすすめ記事はこちらをご覧ください。
この生活でも定期的なニュース、株価のチェックは必要になります。
先ほどの月に30万円という前提だと、年間で360万円の資金が必要ということになります。
日本取引所グループのサイトでは、株式平均利回りを見ることができるのですが、
有配会社平均利回りは、10月で1.83%である。
それを元に勘案すると、「株価×0.0183=3,600,000円」となるので、1億9672万1311円と約2億円が必要ということがわかります。

そこまで資金を準備するのはさすがに難しいですね。

フォレストファンドでは、配当利回り4%から最低でも3%越えの銘柄を選別して投資することをおすすめします。
配当利回り4%でも
9000万円が必要という数字がたたき出されます。
かなり現実的な数字が見えてきますね。
株で生活するならリスクのある配当か、優待の組み合わせもおすすめ
配当金のみの場合、より高配当な銘柄を選ぶという選択肢もありますが、
配当利回りの高さが、いい銘柄とは決して言えない場合もあります。
では、株主優待との組み合わせではどうでしょうか?
生活費のほとんどを株主優待で賄うという桐谷広人さんが有名ですが、やはり優待制度を利用してもかなりハードルが高くなります。
例えば、
フォレストファンドおすすめの
TCS(東京日産コンピュータシステム)<3316>は1株以上で一律500円分の電子クオカードが優待として受け取ることができました。

1株540円くらいなのに500円分のクオカードを貰えるなんて、神優待ですね。

大丈夫なのか?大盤振る舞い過ぎるような・・・。
他にもクオカードを株主優待として進呈される銘柄は多いくあります。
また、お米や食事券、商品券といったものを組み合わせれば、配当金のみの場合と比べると必要資金は少なくすることができるようになると思います。
ただし、
そのためには各会社の株主優待情報をすべてチェックし、
権利確定日などの情報収集を行うこと、
それに伴う価格変動のリスクを負うことを覚悟しなくてはならない。
ここまでご覧頂いてわかるように、毎日3%の変動を確実に取る為には知識、経験、運が必要です。
一方、配当金の保有のみ、または優待との組み合わせを考えた場合には、相当大きな金額が必要であることがわかります。
しかし、ここでの話はあくまで仮にそれだけで生活すると
こうなるという話です。
すべてを株式投資だけと考えず、他の投資方法を検討したり、他の収入源があればここで紹介した資金がなくとも生活は可能になりそうです。

不動産投資や副業がおすすめですね。
そして、株式投資だけで現実的に考えると、一つの個別銘柄に資金を割り当てるのはリスクが高すぎます。
最低でも3社以上の銘柄を購入することが現実的になってくると思います。
そうなると、それぞれの利回りや、優待内容など組み合わせにより柔軟性や選択肢が出てくるようになります。

分散投資のメリット・デメリットについてはこちらをご覧ください。
相応のリスクは覚悟しておこう
先ほどの例で言うと、資金数十万円でも1日1万7000円というのは、不可能ではありませんが、
しかし、それには知識だけでは乗り切れない領域つまり、運などの要素がかなり大きくなってくるのではないかと思います。
そして、長い人生の中で
失敗と成功を繰り返すことになる。
それをするくらいなら普通に就職して、仕事をする方が堅実でおすすめのやり方になります。
配当のみの場合、
配当と優待のみの場合には、かなり大きな額が必要です。
どちらにしても相応のリスクが伴いますが、現実性が高いやり方の一つだと私は考えます。
投資で生活するために頑張るのは、それ相応のリスクが伴うことを覚悟した方がいいですね。

まとめ
今回は簡単にですが「株式投資」だけで生活する方法を考えてみました。
デイトレや高配当株投資でも、株式投資だけでも生活することはできそうですね。
しかし、かなりのリスクが伴うのでお勧めします。
とは、ならないスタンスにどうしてもなってきます。
頑張ってその世界にいけるように投資家としては目指したい頂きの一つですので、引き続き高配当株投資で配当金を堅実に積み上げていきたいと思います。
今回は以上になります。
このブログをご覧いただきありがとうございました。

~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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