かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。
リスク
普段『リスク』と言う言葉を私たち投資家の人たちは多用します。

しかし、普段使用している『リスク』と私たち投資家が使用している『リスク』の意味合いは少し違うので今回は紹介したいと思います。
おそらく投資を行っている人であれば、投資を行っていない人と比べると使う機会は多いのではにでしょうか。
意味を知らずに使っていると、投資を行っている人同士の話が通じなかったり、間違えた内容が伝わってしまう恐れがあり、正しく内容を伝えるためにも言葉の意味はきちんと理解をしておいた方が良いでしょう。
投資に興味がない人に投資の話をする時に『リスク』を多用して、投資の説明をしてしまうとかなり拒否反応を出している人が経験上いたので注意したい所になると思います。

私は投資の話は基本的に身内以外にはしません。

投資しているアピールはそれこそ知らない人に変な勘違いをさせてしまう危険性があるからですね。
この記事でわかること
- 投資におけるリスクの意味
- 株式投資に存在するリスク

投資におけるリスクは危険という意味ではない
一般的なリスクという言葉は「危険」や「不確実」という意味を持っています。

そのため、予想が不可能で失敗をしてしまうと大きな痛手を負ってしまう可能性がある場合に使われることが多いです。
例えば、
- この株に全力集中投資をするにはリスクが高い(失敗をしてしまった場合に大きな損失を被る)
- 手術に伴うリスク(簡単な手術だが術後に影響がある)
- スロットのミリオンゴッドでゴッド揃いを打つと出る可能性が低い(負けてしまう可能性が高い)
といった使い方をします。

なんか誰かの趣味に偏っているような例ですね。
しかし
投資ではリスク=危険という意味ではなく、
実のところ「価格変動の幅」や「リターンの変動幅」という意味で使われているのです。
では実際に投資で使われるリスクについて解説をしていきます。

価格変動の幅とリターンの変動幅


投資での「リスク」は、価格変動の幅やリターンの変動幅という意味で使われています。
価格変動が大きい銘柄に関してはリスクが大きくなり、
価格変動が小さい銘柄に関してはリスクが小さいという意味となります。

つまり、価格変動の幅が1%の銘柄よりも価格変動の幅が10%の銘柄の方が、リスクが大きいもしくは高いという使い方をするのです。
そして価格変動の幅はリターンの変動幅でもあり、リスクが大きい銘柄に関してはリターンも大きく得られる可能性があるということになります。

ハイリスク・ハイリターン!!
投資は確実に利益を得られるものでは無いため、リターンの変動幅があると同時に損失の変動幅も存在します。
例えば、
ソフトバンクグループを株価10000円変動幅±10%の時に購入すると上下に値動きする。
上には11000円
下には9000円

実際フォレストファンドで購入したソフトバンクグループはかなりの下落をしました。
そのため、リスクが大きいという場合には大きいリターンがあると同時に大きな損失が隠れており、リスクが小さいという場合には小さなリターンしかないが同時に損失も小さなものとなる、という捉え方になります。

基本的には分散投資をメインにして、小さいリターンをコツコツ取って良いと思います。

株式投資では他にもリスクが使われている
投資におけるリスクの意味を紹介しましたが、
株式投資においては他にもいくつかのリスクが存在しています。
それは価格変動以外に、
- 配当金の有無
- 倒産
- 為替変動
などのリスクのことです。
投資においてリスクはいろいろと不確実ですが、大きな問題になることから良い方向への変動も存在します。

私はやはり嫌な方向への対応や意識として『リスク』を使用しがちですね。

配当金・倒産・為替変動
株式投資ではトレードによる利益を得る方法以外に、配当金による利益を得る方法が存在しています。

配当金の魅力についてはこちらを参考にしてください。
配当金にも実は減配や無配というリスクが存在しています。
配当金は企業が生み出した利益から投資家に回されるため、企業の業績が悪化してしまうと「減配」と呼ばれる配当金額の減額や、配当金が無くなってしまう「無配」の可能性があります。
減配→株価下落→無配→株価下落→損切り

嫌な流れですね。
つまり、配当金目当てで投資をしたとしても、企業の業績次第では配当金が0円となってしまうリスク(危険)が存在しているのです。

経済的自由になりたいのに無収入になるのかぁ。

倒産によるリスク(危険)
また株式投資には、倒産によるリスク(危険)も存在しています。
投資をした企業が倒産をしてしまうと、投資資金が返金されることはありませんし、精神的ダメージもかなり来ます。
上場企業に投資して、倒産を経験する人はあまりいないと思いますが時々います。

JALとかJALとか。。。

為替変動によるリスク(価格変動)
そして、為替変動によるリスク(価格変動)も株式投資にはあります。
特に米国株式に投資をしている場合には大きな影響を受ける可能性が高くなります。
米国株式トレード後に米ドルから日本円へ換金する際、
米国株式購入時よりも円高に傾いていると、同じレートで換金をできないため損をしてします可能性があります。
例えば、米国株式にて1万ドルを投資し1.2万ドルまで増やすことができた場合、
投資時は1ドル=100円だった為替が1ドル=90円まで円高に傾いていると、1ドル=100円の場合なら120万円に換金でき、1ドル90円では108万円の換金になります。

手数料とかの細かい費用はとりあえず除外して。
他にも輸出をメインとしている国内企業であれば、円高に傾くことで利益が自然と減少してしまい業績悪化から株価が下落してしまう恐れもあり、日本は輸出で利益を出している企業も多いため、決して無視をすることができないリスクでもあります。

最近米国株一択投資をしている米国株信者が日本にも大勢いますので為替は気にしていた方が良い所ですね。
リスクは恐れるものではなく、しっかりとコントロールするもの
さて、ここまで投資におけるリスクについて紹介をしてきましたが、投資を行う以上損失が発生してしまう事は仕方がないことであり、
リスクを恐れるのではなく、しっかりとコントロールする
ことが重要となります。
例えば、
リスクが大きい銘柄に投資をする場合、資金量を調整して全体の〇%で運用すると決めたり、リスクが小さい銘柄に分散投資をすることで、リスクをコントロールすることが可能です。

要は分散投資ですね。
他にも、リスクが大きい銘柄でも時間を掛けながら分散購入をしていくことで、リスクをコントロールすることができます。

要はドルコスト平均法的なことですね。
株式投資を行う上で大切なのは、
株をトレードするタイミングであったり、
上手くトレンドに乗り利益を伸ばせるのかも重要となりますが、
リスクが大きい銘柄のリスクをコントロールしながらも、
きちんとテクニカル分析でトレンドを読むことができれば、
自分の技術で期待以上の利益を得ることも可能です。
そのためリスクについてしっかりと把握をしながら、テクニカル分析や株の技術を用いてトレードをしていくと、上手く資金を増やしていくことが出来るようになります。

まとめ
- 投資におけるリスクは価格変動の幅という意味
- 株式投資では金利や倒産などのリスクが存在する
一般的な意味
一般的なリスクという言葉は「危険」や「不確実」という意味を持っています。
投資家目線
「価格変動の幅」や「リターンの変動幅」という意味で使われています。
これまで株式投資におけるリスクを知らなかった方は、今日からはリスクという意味を理解して使い分けることができれば投資家としてさらに一歩進めると思います。
投資を始めたての頃は損失や減配に恐怖することが多かったがですが、しっかりとしたリスクに対する知識があればある程度は許容できるようなる。
後は小額からスタートして、どんどん経験と実績を積んで行けば慣れてきます。
今回は以上になります。
このブログをご覧いただきありがとうございました。
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低収入から転職を経て、収入を上げ、貯蓄を増やして投資をする。
投資を細分化して、効率的に資産増加と収入増加を促進して、
趣味にも力を入れて、人生をより良き方向性に導けるように試行錯誤しながら
日々を生きていければ、
愛する我が子・我妻への最大の贈り物になると私は思っています。

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~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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