かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。
この記事では、高配当株投資家の買うものがないと思う人への対策をご紹介します。
最近ネットを見ていても、高配当株投資家の元気がありません。
それはなぜかと言うと、
高配当株投資家は株価が安い時に優良高配当株を物色して
- 購入検討して、
- 有名ネット検索サイトやブログを見て、
- 資金を用意して買います。
しかし、現在日経平均株価は29000円台から30000万円台に近しい推移をしています。
と、言うことは
高配当株も株価が予想以上に上がってきてしまい、今買ってしまうと高値掴みになってしまって、いくら高配当が出ても株価本体が下落してしまっては意味がない状態になっています。

高配当株投資家は今はなるべく追加で銘柄を購入するのではなく、いつか必ず来る下落局面での買場を虎視眈々と狙っている状態だと思います。
いつかは絶対に来るとは思う買場も何日後?何カ月後?何年後?なのか不明です。
これを待って、
投資資金を置いておくには機会損失に繋がります。
配当金のメリットを詳しく知りたい方はこちらからどうぞ

投資資金を準備して貯めてても、投資に回さなければ、ただの銀行貯金と変わりません。
むしろ、投資利回りを下げることになるので、投資成績を落としてしまうことになると思います。
これは、ファンドのファンドマネージャーがそんなことしてたら信用と人気を失うことになるでしょう!

ファンドマネージャーに会ったことがないので、人気も信用も私はしていませんが(;´д`)
個人投資家にはもちろん、投資資金を長期で保管していても特には誰も文句を言うこともありませんし、信用や人気も失くすことはないとは思います。
ただ、
単純に、
資産の増加速度を遅くしてしまい、お金持ちになれる時が遠退くだけだと思います。

こういう時は別の投資手法で二刀流に

皆さんは二刀流の人を野球で見たことはないでしょうか?
投げて、打てて、同じ野球のことなのに二つのことで成果を上げてる人は人気者です。
野球の世界でも二つのことを同時に極めることは難しく、至難の技なので、評価されます。

もちろん、年俸も高額になりますね!
投資にも二刀流を取り入れれば、更なる資産増加を望めると思います。
それは、成長株(グロース株)への投資や株価下落から回復が遅れている銘柄へのリバウンド狙いの投資です。
成長株(グロース株)への投資とは?
成長株(グロース株)投資法とは、かんたんに言うと、『伸びる会社(伸びている会社)を探し出し、そこに投資をする方法』です。
企業の将来性を吟味し、株価の上昇余地を考え、成長性を期待する投資法です。
成長株投資法で注目するのは以下の3点です。
条件項目内容
- 売上高成長率 5%以上
- ROE 10%以上
- 営業利益率 10%以上

①売上高成長率
成長株投資法でまず注目しておきたいのは、売上高の伸び率です。
売り上げの伸び率が高ければ、成長している証拠であるのは明白です。
ここで着目しているのは、『利益の伸び』ではなく、『売上高の伸び』であることです。
利益の伸びは、リストラなどのコスト削減によっても達成できます。
しかし、売上高の伸び率は、成長しないと達成できないからです。

売上高成長率の目安は5%以上です。
売上高成長率とは?
企業の当期の売上高が前期に比べて、どのくらい伸びたかを示す財務指標をいいます。これは、以下のような計算式で算出され、また基本的な分析にあたっては、過去5年間程度の数値の変化に注目し、実際の推移をもって判断することが望ましいとされます。
②ROE
次にチェックするのは、ROEの高さです。
ROEが高ければ、株式発行をして集めた資金を効率よく回していることになります。
売上も高く、収益性が高ければ、成長しやすい企業だと判断できます。

具体的には、ROE10%以上欲しいところです。
ROEとは?
会社の収益率を見る指標の一つで、自己資本利益率のこと。投資家から重要視される大事な財務指標であり、ROEが高いと株価も上がりやすいため、経営にも大事な指標となっています。
③営業利益率
最後にチェックするのは、営業利益率の高さです。
営業利益率が高いほど、儲ける力が強く競争力の高い優良企業だとわかります。

多くの場合、売上高営業利益率が5%以上あれば、優良企業と判断します。
営業利益率とは?
一定期間における売上高と営業利益との割合で,売上高営業利益率とも言います。営業利益は売上総利益から販売費および一般管理費を控除した残額であり,営業活動と直接関係のない営業外損益を除いたもので,この比率は会社の収益力に対して販売ならびに管理活動がいかに影響したかを示します。

成長株(グロース株)投資のメリット・デメリット
メリット
成長株投資のメリットは、計画通りにうまく行けば、株価・業績ともに、どこまでも伸びる可能性があることです。
デメリット
成長株投資のデメリットは、メリットの逆で当初の計画が達成されず、業績の下方修正をされる可能性があるところです。

成長株は成長をみこして、あらかじめ株価に織り込んでいることも多いので、下方修正されたときの反動も大きくなるかもしれません。
成長株(グロース株)投資の買い時と売り時
買い時
成長株投資の買い時は、特別これといったものはありません。
オーソドックスに押し目や割安感を感じたときに買えばよい気がします。
あらかじめ大きく上がることを見越しているわけですから、目先の小さな上げ下げは気にしなくてもよいと思います。
売り時
売り時は、2つあります。
- 1つ目は、購入時に立てた目標株価に到達したときがよいかと思います。自分の予想よりも早いスピードで成長している場合は、しばらく保有されるのも一つの手かもしれません。
- 2つ目は、計画が未達成で成長の鈍化がみられたときです。利益確定の売りよりも、むしろ、こちらに気をつけて欲しいと思います。成長株として見られなくなった場合は、さっさと売ってしまいましょう。

起きている現状を正確に把握して、臨機応変に対応していくことが、株式投資では重要です。

リバウンド狙いとは?
リバウンドとは、ダイエットやバスケットボールでよく耳にする言葉ですが、株式投資においても、その名のとおり株価の跳ね返りのことを指します。
リバウンドを株式投資に当てはめて考えると、今まで下がっていた株価が急速に値を上げることを意味します。
デイトレードに限った話ではないのですが、需給バランスが崩れ、一気に株価が下落した場合など、売りがやんだ所で大なり小なり、リバウンドする事がほとんどです。
リバウンドが起こりやすい場面は、株価が高値圏から急速に下げたときです。
株価が天井を打って、一気に売りの数が増えてくると、株価は信じられないほどに急落することがあります。
しかし、その銘柄にまだ勢いがある場合には、売りたい人がいなくなった時点で、株価は反発することが多いのです。また、大口の投資家による仕掛け売りによる急落も、その後リバウンドを見せることが多いと言えます。
リバウンドの狙い方
リバウンドには、起こりやすい銘柄と起こりいくい銘柄があり、急落する直前の株価が、より高値で推移していた銘柄が、リバウンドを起こしやすいと言えます。
低い位置よりも高い位置から落としたボールの方が跳ね返りが強くなるように、高くまで上げられた株価が急落した場合には、地面に付いた時点で大きなリバウンドを起こすのです。
ただ、高い位置から急落した銘柄ならなんでも良いのかというとそうでもなく、業績悪化などのネガティブなニュースにより高値から急落した場合には、反発することなく、安値で横ばいになったり、一度売りがやんである程度買いが増えた所で、売りをぶつけられまた下げだすという事も良く見られます。
また、ライブドアショックやリーマンショックなどのように、下げ幅が多くの投資家の予測の範囲を超えて、相場全体が急落している状況などでは、どこでリバウンドが起こるのかの判断が難しいと言えます。
リバウンド狙いと言うのは逆張りトレードの一つと言えますので、

ちょうど良いタイミングで買えた場合には大きな利益となりますが、その分落ちるナイフを掴む可能性も高くなりますので、損切りは徹底しなければなりません。

絶対に守らないといけないリバウンド狙いの注意点
リバウンド狙いで購入する場合、欲張りすぎないことも大切です。
リバウンドがどれほどの大きさなのかは誰にも分かりません。
また直ぐに急落する可能性もありますので、利が乗ったら直ぐに売るという判断でも良いと思います。
リバウンドにより、一気に高値まで戻すケースも良く見られるのですが、急落・急騰の最中は値動きが荒くなりますので、とっさの判断が必要になることもあるでしょう。
まとめ
高配当株投資をしているといつでもなんでもかんでも銘柄を買っていけるわけではありません。
そんな時に別の投資スタイルを身に付けておけば、その状態を生き生きと乗り越えて投資することができると思います。
仮に

それは自分のスタイルに合わない!

自分の根本が崩れる!
なんてこと思う人もいるとは思いますが、

知っててやらない人と知らなくてできない人とでは雲泥の差が生まれます。
もちろん、すべての投資手法にはメリット・デメリットが存在するので、やり方が変わってもリターンとリスクを取るのは一緒なのでやらない手はないと思います。
私も高配当株投資家なので、そこまでは高額で別の手法は試しませんが、別手法で手にした利益は高配当株に変化して、更なる配当金を積み立てて行ってます。
ある意味分散??
興味がある方は是非調べてみてください。
高配当株投資をまだ検討中の場合はこちらをどうぞ
今回は以上になります。
この記事をご覧いただきありがとうございました。
~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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