かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。

私、フォレストファンドは高配当株投資家です。
どれだけ購入銘柄に含み益が出ても、どれだけ含み損が出ても、
基本的には売りません。
心に誓いを立てて、
愛する家族の未来のために、
私の生命保険金代わりに永遠に保有する所存です。
すると、
まぁーこんな感じで高配当株投資をしていると、どうしても必要以上に暴落の影響を受けてしまいます。
しかし、
ひたすら耐えるだけではどうしても上昇相場でしか利益を生むことができません。
そんな時には保有銘柄の空売りをして、下落時の損失を相殺することをお勧めします。

空売り?
空売りとは信用取引の一種で、
投資家の中では積極的に使用している人も多いと思います。

今回はそんな下落時にも、利益を生むことが出来る空売りについてご紹介したいと思います。

この記事の結論
- 空売りとは、株価が下がっているときに利益を狙える投資手法
- 保有している株式のリスクヘッジとしても利用できる
- 損失リスクが大きい点には注意が必要
株式投資をしていると、「空売り」という言葉を聞くことがあると思います。
空売りと聞くと、下がっても利益を上げれる手法と理解している人がほとんどだと思います。
しかし、漠然としか理解していない人がほとんどだと思います。
結論から言うと、空売りでは「売り」から投資が始まります。
現物(株式)を持っていないのに売ることができるのか?

空売りでは現物を保有していなくても大丈夫です。
簡単に言うと証券会社から株を借りて、株式市場に売っちゃいます。
難しく言うと、
空売りをするには信用取引を使うか、CFD(差金決済)を使う必要があります。

空売りとは?
空売りとは売りから投資を始める手法のことで、株式の場合は以下の3ステップになります。
- 手元に持っていない株式を第三者(主に証券会社)から借りる
- 借りた株式を市場で売る
- 一定期間後に株式を買い戻して借り手に返す
→ ②-③が利益になる!

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通常の投資では、株価の下落局面には値上がりを待つか、損切をするといった選択肢しか取れません。
しかし、空売りを活用すれば下落局面でも利益を狙うことができるのです。

要は、マイナスになればなるほど利益を得ることができるってことです。
次に、空売りの仕組みからメリット・デメリット、個人投資家の空売りの方法を解説していきます!

売りでどのように利益を狙えるの?
以下で具体的に空売りの仕組みを見ていきましょう。
あなたは現在、1株1,000円のKDDIの株式が700円に下がると考え、空売りしたいと思っています。

なぜ、KDDI??

KDDIが大好きだからです。
空売りをするために、KDDIの株式を所有しているBさんからKDDIの株式を借り、1株1,000円で市場で売ります。
この時点でKDDIの株式を売ったので、市場価格である1,000円の収入を得ています。
1.1株1000円のKDDI売却→1000円ゲット (KDDI1株レンタル中)
しかし、Bさんから株式を借りているので返す必要があります。
そこでKDDIの株価が700円になったときに買い戻し、借りていた株式をBさんに返して取引が終了します。
2.現金1000円で1株700円になったKDDI購入(KDDI1株レンタル中、差額300円)
3.借りていたKDDI1株をBさんに返却して終了

結果として、空売りによって1,000円-700円=300円の利益を得ることができました。
とは言え、空売りをしたいときに株式を貸してくれる人を探すのは難しいので、証券会社が買い手と売り手を仲介する役割を担います。

CFDの売り取引
空売りと言うと株式の売り取引がメジャーですが、実はCFD(差金決済)でも売りから入ることが可能です。

CFDとは「差金決済取引」のことで、株式など商品現物を持つことなく売買できる仕組みのことです。
株の空売りの場合は証券会社から株式を借りなければいけませんが、CFDの場合はその必要が無く、数百円から簡単に売り取引を始めることが出来ます。
日本株や米国株であればレバレッジも最大5倍までかけることができ、証拠金維持率は20%からとなっています。
レバレッジ取引はリスクも大きいので、しっかり勉強して実践するか、

そもそも大きなレバレッジを掛けて取引はしないことをお勧めします。
空売りのメリット・デメリット
空売りのメリット・デメリットは以下の通りです。
- 株価下落時でも投資できる
- 保有している株式のリスクヘッジができる
- 損失リスクが大きい
空売りのメリット
株価下落時でも投資できる
空売りの1番の良さは、株価の下落局面でも利益を得られることです。
通常の株式投資(現物取引)では、株価の下落局面は投資自体を見送るか、下落するまで買いを待つしかありません。
しかし、空売りを利用すれば、下落時でも利益を狙うことができます。
保有している株式のリスクヘッジができる
株価が購入時より下落してしまったとき、通常は損失が生まれてしまいます。

高配当株投資家にはしんどい瞬間です。
しかし、同時に空売りしていれば損失を抑えることができます。
保有株が下落しているけど、株主優待や配当金が大きいから今すぐは売れないなぁ
という時に空売りをすることで現物株の損失を軽減できます
空売りのデメリット
損失リスクが大きい
空売り後に株価が上昇した場合は、現物取引(通常の株式投資)よりも大きな損をする可能性があります。
と言うのも、現物取引であれば投資額分の損失を超えることがありませんが、
空売りの場合は理論上株価の上限はないので、損失の額も青天井だからです。
例
例えばある株式を1,000円で買う場合と、1,000円で空売りする場合を考えます。
1,000円で買った場合、損失額の最大値は株式が0円になったときで、1,000円の損失です。
一方で1,000円で空売りした場合、損失は株価が上がれば上がるほど大きくなります。

もし5,000円になってしまったら、損失は4,000円です。
このように株価には上限がないので、空売りでは損失リスクが大きい点は注意してください。
損失の他に、空売りする際には手数料がかかる場合があるので注意してやってみてください。

空売りのやり方は?
株式の場合、信用取引口座を作って、ある程度の資金があれば、信用取引を使って空売りができます。
信用取引とは、少ない投資金額から多くのお金を動かす「レバレッジ」を活用して株式を売買する投資手法です。
フォレストファンドのこれまでの実績をご紹介します!
私フォレストファンドがこれまで頑張ってきた仕事・投資・趣味について知りたい方はこちらもご覧ください。
一投資家として、経済的自由を目標にされる方々の一参考例としてご覧いただければ幸いです。
低収入から転職を経て、収入を上げ、貯蓄を増やして投資をする。
投資を細分化して、効率的に資産増加と収入増加を促進して、
趣味にも力を入れて、人生をより良き方向性に導けるように試行錯誤しながら
日々を生きていければ、
愛する我が子・我妻への最大の贈り物になると私は思っています。
まとめ
相場が下落していても利益を狙える「空売り」は魅力的ですが、その分損失リスクも大きいので、しっかりと勉強してから挑戦するのも効率的に資産運用するのも手ですね。

最後に空売りのポイントをまとめました。
空売りとは、
- 株価が下がっているときに利益を狙える投資手法
- 保有している株式のリスクヘッジとしても利用できる
- 損失リスクが大きい点には注意が必要
私的にはやはり、高配当株投資家として、保有している株式のリスク(特に下落リスク)をヘッジすることが一番の目的になりますね。
どの様な銘柄も常に右から上がりに株価を上昇してくれるわけではなく、上昇と下落を繰り返します。
かなり厳選した銘柄達も、100%管理するのは不可能でバットニュースが出たタイミングでは私はいくつかの銘柄に対しては、
空売りを使用します。

全てに空売りをしていたら、保有銘柄が上昇トレンドに入っていても全く含み益が増えない状況になってしまい辛いことになってしまいます。

このような点を注意しながら、自身のポートフォリオの中で含み益が年間配当金の10年分くらいになっている銘柄には使用してみてはいかがでしょうか?
今回は以上になります。
このブログをご覧いただきありがとうございました。
尚、このブログは空売りで起こる損失については責任を負いかねますので、投資の最終判断はご自身で行っていください。

~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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