かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。
6月に入り、続々と配当金がフォレストファンドの口座内に入ってきています。

2021.6時点では株高になり、配当利回りが総合的には下がってきています。
しかし、まだ、配当利回りが平均より高いままの銘柄がいくつか存在しているので、ご紹介したいと思います。
今回はまだ配当利回りが5%を越えている銘柄で、景気に左右されにくい通信株の
『ソフトバンク』(9434)
について、ご紹介したいと思います。

フォレストファンドではこの銘柄を常に保有しています。
最初は500株でしたが、コロナで下落した時に買い増しをして、1500株になり、その後最近売却して、今は100株になっています。
高配当株投資家ではありますが、保有銘柄は変わりませんが、保有株数は少し変動させています。

この記事を読めば、通信株で高配当株のソフトバンクについて詳しく知ることが出来ると思います。

ソフトバンク(9434)とは?
ソフトバンク株式会社(SoftBank Corp.)は、ソフトバンクグループ株式会社傘下の会社で、日本で携帯電話などの無線通信サービス(移動体通信事業者)および長距離、国際通信を提供する日本の大手電気通信事業者になります。
大手携帯電話3社の1つで、通信株は業績が比較的安定しているというメリットがあります。

3社の中ではソフトバンクは配当政策を重視しており、配当利回りは6%を超えるという投資家にとって最大の良さがあります。
ソフトバンクはソフトバンクグループを親会社に持ち、スマートフォン、ブロードバンドサービスからIoTなどなど幅広い事業を展開しています。
売り上げのメインはコンシューマー事業で、
- 「SoftBank」
- 「Y!mobile」
- 「LINEモバイル」
の販売などです。
親子の関係のソフトバンクグループはソフトバンクの株式の半分以上(約66%)保有しています。
ソフトバンクのIPO規模ですが総額2兆6,000億円をこえ、過去最大級です。IPOでは異例のCMを流したり、各証券会社もかなり気合を入れていました。

私もその時応募して当たるとは思ってなかったので、当選した時は喜びましたが、その後は皆さんと同じ気持ちになりました。
ソフトバンクの株価は上場後に長く低迷しており、公募価格1500円を下回った状態が続いています。
事業内容
- 移動通信サービス
- 携帯端末の販売
- 固定通信サービス
- インターネット接続サービス

企業業績
売上高

営業利益

経常利益

ソフトバンクの強み
- 売上高・営業利益は長期的に成長している
- 安定した営業キャッシュフロー
- 営業利益率が高い

売上高・営業利益は長期的に成長している
ソフトバンクの主力事業である携帯電話事業は毎月定期的な収入が見込めます。

そのため、ソフトバンク株の業績は不況に強いという特徴があります(実際、競合のNTTドコモやKDDIの業績はリーマンショック時も比較的安定していますし、コロナ禍でも業績の安定性を示しています。)
今後も5Gの普及やIoT(モノのインターネット、Internet of Things)の進展によって、通信の需要は高まるといわれています。
ソフトバンクの業績も安定的に推移するだろうと期待できます。
安定した営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローは安定的にプラスとなっています。携帯電話事業は多くの設備投資が必要な事業ですが、それを上回る営業キャッシュフローを稼げています。
設備投資 → 営業キャッシュフロー → 設備投資

良い循環ができていることがわかります。
ソフトバンクの主力事業である携帯電話サービスは、毎月一定の収入が見込めるビジネスであり、サブスクリプションモデルの典型例です。
サブスクリプションモデル とは
企業が顧客に対して商品・サービスを一定期間提供し、月単位や年単位などの利用料を回収するビジネスモデルです。その発祥であるIT業界で特に広がりを見せていますが、製造業・小売業などでも新しいビジネス形態として新しいサービスが多く生まれています。顧客の商品やサービスに対する価値観は従来の「モノの価値を保有」することから「モノの価値を気軽に利用できるコト」にシフトしています。

そのため、ソフトバンクの営業キャッシュフローは今後も長期的に安定していると見込まれます。好不況によらず、安心して保有できるというのは通信株のメリットになります。
営業利益率が高い
ソフトバンクの営業利益率は安定して高く、2020年3月期は約19%になっています。
日本株の場合、営業利益率が10%以上あれば良好といわれます。ソフトバンクの営業利益率は抜群によい水準であることがわかります。

ソフトバンクのような通信事業者の営業利益率が高いのは、国による電波の割り当てが必要な寡占業種であるからです。(大きな市場をたったの数社で取り合っているので、かなり楽な業界になると思われます。)
参入障壁の高さがソフトバンクの競争力につながっており、その状況は今後も続くと考えられます。
今後の懸念材料や問題点
- 通信費を安くするように、国(総務省)が繰り返し介入していること
- 楽天が携帯電話事業に参入すること
- 負債が多め
通信費を安くするように、国(総務省)が繰り返し介入していること
すでに、国(総務省)の意向を受けて、携帯大手3社では通信料金と端末代金の見直しが行われています。
楽天が携帯電話事業に参入すること
楽天モバイルが格安プランで参入している事象が今後の通信業界に大きな影響を与えることとなるでしょう。
負債が多め
ソフトバンクは有利子負債が多く、自己資本比率が約10%となっています。競合企業であるNTTドコモ(約70%)、KDDI(約46%)に対して、ソフトバンクの自己資本比率はかなり低めです。
自己資本比率の目安として、30%くらいで普通、40%以上あれば優良といわれます。

自己資本比率が10%のソフトバンクの財務はよいとはいえません。
株価

皆さんお馴染みのソフトバンクですが、最初のあの時期からほとんどその価格を越えることなく、株価推移をしています。

これからに大いに期待しています。
配当金・配当利回り
- 一株配当 86円
- 配当利回り 6.05%
- PER 13.32
- PBR 4.41
- 最低取得金額 142100円
- 配当月 3・9月
一株配当実績

割高か?割安か?
ソフトバンクのPERは上場直後に16倍を超えましたが、その後にやや低下し、今は約14倍となっています。
PERの平均値は15倍くらいが目安といわれますので、現在のソフトバンクのPERは平均的な水準です

ソフトバンクの業績は堅調なので、PBRは1より大きくなるのが妥当です。
とはいえ、PBRが6倍台というのはかなりの成長株でないとあまり見られない水準です。

ソフトバンクのPBRは割高な水準です。
株価の割安さの指標として有名なPER、PBRは一面的な評価であり、企業の実態がわかりにくいという弱点があります。

詳しいPERとPBRのことを最低限知っときたい場合はこちらをご覧ください。
有名傘下企業
- 株式会社さとふる
- Zホールディングス株式会社
- PayPay株式会社
- LINEモバイル株式会社
など

まとめ
ソフトバンク(9434)
- 一株配当 86円
- 配当利回り 6.05%
- PER 13.32
- PBR 4.41
- 最低取得金額 142100円
- 配当月 3・9月
- 売上高・営業利益は長期的に成長している
- 安定した営業キャッシュフロー
- 営業利益率が高い
孫さんがかなり株式をばらまいてますが、これからも通信事業は絶対的に必要ですし、衰退することはないと思われます。

そして、ソフトバンクグループ同様に、会社の総指揮をしているのが孫さんなので、安心感もありますね。
配当金はいつかは減配する可能性が高いですが、その時はその時で更に追加購入するタイミングになるとは思いますので、逆に待ち遠しいところですもありますね。

不安要素は不安要素で避けては通れないところなので、メンタル的にもリスクマネジメント的にも前向きに生きましょう(о´∀`о)
今回は以上になります。
特定の銘柄をご紹介しましたが、当時の最終判断はご自身で行ってください。
このブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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一投資家として、経済的自由を目標にされる方々の一参考例としてご覧いただければ幸いです。
低収入から転職を経て、収入を上げ、貯蓄を増やして投資をする。
投資を細分化して、効率的に資産増加と収入増加を促進して、
趣味にも力を入れて、人生をより良き方向性に導けるように試行錯誤しながら
日々を生きていければ、
愛する我が子・我妻への最大の贈り物になると私は思っています。

~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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