印刷会社大手の宝印刷株式会社2019年12月2日付で持株会社体制へと移行し、商号を「株式会社TAKARA & COMPANY」に名前が変わった会社です。
なんとなくおすすめ銘柄で、検索されて出てきて、保有しているこの企業について、詳しくまとめましたのでご覧ください。

出逢いは何となく、でも、付き合いは一生の銘柄が投資家ならあると思います。

良く知らずに投資してしまっても、長期保有するならある程度詳しくないと損することがあるかも?
そんな投資初心者の方にもおすすめ銘柄になるので、投資対象として優秀で興味を持つ方は多いと思うので、ご紹介いたします。

TAKARA &COMPANY(7921)とは?
企業の情報開示における支援事業をコアとした事業展開により、これまでに多くの実績を積み上げてきた会社です。
近年では開示制度の複雑化や顧客ニーズの多様化が進み、これらに応える新規ビジネス分野の開拓も推進。優位性・先進性のある製品・サービスを生み出し、顧客支援のプラットフォームを広げています。

私的にはIRとIPOの会社って、思っています。
企業特徴

コアビジネス分野
ディスクロージャー&IR分野では、顧客企業の法定開示・任意開示を総合的に支援。
正確性・迅速性が求められる情報開示に対し、開示ツールの提供や開示内容の相談対応、株主とのコミュニケーションサポートまで、当社グループの提供する製品・サービスが選ばれています。
ディスクロージャーとは
半期ごとに作成・公開を義務付けられた、業務及び財産の状況に関する説明資料の俗称。
上場企業との信頼関係を構築し優良な顧客基盤を形成

現在、この企業と取引のある上場企業数は1,979社にのぼります。
全上場企業の半数以上と何らかの取引がある企業は、日本においてそう多くありません。
この強固な顧客基盤は、企業の競争優位の源泉の一つとなっています。

この業種で新規事業がこの企業を上回ることはなかなか難しい、信頼性と実績を物語っています。
代替えできない企業は強いですね。
機能と操作性、サポートが評価され採用社数は増加の一途

決算開示は、正確性、迅速性、法改正やトレンドへの対応など、多くの要素が求められる高度な業務です。決算開示業務の自動化・効率化を実現する「X-Smart.Advance/ Basic」は、今や不可欠なツールとなっています。
高度な専門性を備えた人財がお客様に新たな価値を提供

当社グループのビジネスには高度な専門性が求められます。情報開示に関わる人財を長期スパンで育成しながら知識やノウハウを積み上げ、顧客に新たな価値を提供するための体制を構築しています。
新規ビジネス分野
上場企業、上場準備企業には、外部環境の変化とともに情報開示に関する新たなニーズやお困りごとが発生しています。
この企業ではこれまでに培った知見やノウハウにグループ会社の専門性を加え、コンサルティングや翻訳、WEBサービスなど、競争力のある新しいサービスを創出しています。

翻訳のキャパシティ拡大や多言語対応など受注体制を強化
コーポレートガバナンス・コードへの対応や統合報告書の英訳など、開示書類の翻訳件数が増加しています。
今後も増加が予想される中、翻訳子会社2社をグループに迎え体制を強化するなど、受注増に備えています。

ESG・非財務情報開示のニーズを取り込み伸長
成長を続けるESG投資に対応するため、企業の情報開示も変化しています。
特に財務情報と非財務情報を結び付けて企業価値を伝える統合報告書は発行企業数が急増。この企業でも提案やアドバイザリーを強化しています。

招集通知による株主とのコミュニケーションを後押し
この企業では、株主と企業の間で情報やビジョンを共有するSRコミュニケーションの重要性に着目し、招集通知のビジュアル化やわかりやすい議案説明、議決権行使を促すマンガの掲載など、お客様への提案に力を入れています。

情報開示のWEB化に対応する商品力を強化
招集通知は現在、印刷物として株主に郵送されていますが、将来的にはWEBによる開示が検討されています。このような流れに対応すべく、招集通知をスマホなどで閲覧できる「ネットで招集」をリリース、顧客から好評を得ているみたいです。
子会社
- 宝印刷株式会社
- 株式会社サイマル・インターナショナル
- 株式会社十印
- 株式会社タスク
- 株式会社スリー・シー・コンサルティング
- 株式会社ディスクロージャー&IR総合研究所
- 一般社団法人 日本IPO実務検定協会

企業業績
売上高


綺麗な右肩上がりで推移しています。
営業利益


営業利益も売上高と同じように、基本的には右肩上がりに推移しています。
経常利益

株価

この企業はたくさんの良いニュースを出すことがあり、それに伴って株価は、一時的に急上昇することがあります。

今は株価自身落ち着いてきていますが、また経済が正常化すれば上昇すると思われます。
長期的に見れば常に右肩上がりの銘柄になります。
配当金・配当利回り
- 一株配当 100円
- 配当利回り 3.07%
- PER 13.68
- PBR 1.12
- 配当月 5・11月
- 最低取得金額 175900円

PERとPBRを知らない方はこちらをご覧ください。
一株配当実績


減配をしたりと連続増配銘柄ではありませんが、まぁおおむね配当金をしっかりと支払ってくれている銘柄にはなります。
株主優待
株主優待 あり
優待内容
- 権利確定月 5月
- 単元株数 100株
- 優待種類 選べるギフト
100株以上 継続保有3年未満:1500円コース
継続保有3年以上:2000円コース
2000株以上 継続保有3年未満:3000円コース
継続保有3年以上:3500円コース

優待は100株以上で十分ですね。
2000株まで増やして、そこまで内容が変わらないのは悲しいですね。

まとめ
TAKARA&COMPANY
- 一株配当 100円
- 配当利回り 3.07%
- PER 13.68
- PBR 1.12
- 配当月 5・11月
- 最低取得金額 175900円
- 権利確定月 5月
- 単元株数 100株
- 優待種類 選べるギフト
専門性があり、新規参入する企業が少ない事業になり、この企業と同じ規模と信頼性を持つようになるにはなかなか難しいものがあります。
配当金も3%台を支払ってくれて、株主優待もあるので総利回りは更に高くなります。
この銘柄は良いニュースがあればまた株価を急上昇させることがあるので、今の株価くらいで保有していて長期保有でもいいですし、株価が上がった状態の時に売却しても利益を上げることが出来ておすすめになります。

フォレストファンドでは2021.6時点では100株保有ですが、追加投資を検討している銘柄になります。
特定の銘柄をご紹介しましたが、投資の最終判断はご自身で行ってください。
今回は以上になります。
このブログをご覧いただきありがとうございました。

簡単に高配当株ポートフォリオを作成したい方はこちらをご覧ください。
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一投資家として、経済的自由を目標にされる方々の一参考例としてご覧いただければ幸いです。
低収入から転職を経て、収入を上げ、貯蓄を増やして投資をする。
投資を細分化して、効率的に資産増加と収入増加を促進して、
趣味にも力を入れて、人生をより良き方向性に導けるように試行錯誤しながら
日々を生きていければ、
愛する我が子・我妻への最大の贈り物になると私は思っています。

~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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