かん、かん、ころん(。_。)
今日も人生という名の盤上で、運命のサイコロが動き出している。
日本株高配当株ポートフォリオをメインで作っていますが、米国株にもいくらか投資しています。
日本株は分かりやすくて良いのですが、何せパフォーマンスが悪いですね。
とりあえず投資を始めてみたいと言う人が失敗しない、一番始めやすい投資先を紹介したいと思います。
もちろん、

おすすめ一番は日本株の高配当株投資ですが、米国株高配当ETFの方が安心してお薦めすることができるのでブログを書いていて気が楽です。(о´∀`о)
日本株高配当株について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
配当金を効率よく増加させる方法はこちらをご覧ください。
投資に詳しい人には物足りない内容になってますので、ご了承ください。

ETFとは?
ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。
ETFは日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、NYダウ等の指数に連動するように運用されている投資信託の一種ですが、証券会社に口座を開けば、株式同様手軽に売買できます。
ETFの仕組み
一般的にETFが連動を目指す指数は複数の銘柄で構成されているため、ETFの投資対象も複数の銘柄になります。
よってETFは、投資信託同様、1銘柄に投資するだけで分散投資が可能となります。

簡単に言うと、投資銘柄の詰合せパックです。
また、ETFは取引所に上場しているので、株式のようにリアルタイムで取引することができます。

投資信託とは?
株式(個別銘柄)投資では、投資家がご自身で株式の銘柄を選択し、投資します。
それに対して、
ETFを含む投資信託は、複数の投資家から資金を集めて、運用の専門家が株式や債券などの銘柄を選択し、運用します。

俗にファンドとも呼ばれます。
ETFと投資信託の違いは?
ETFと一般的な投資信託の違いは、上場か非上場かという点です。上場しているETFは、株式と同様、相場の値動きに応じた自由度の高い売買が可能です。
ETFのメリットとは?
①手軽に分散投資ができる
ETFの投資対象となる指数は、さまざまな銘柄で構成されおり、1つのETFを持つことで、個別企業の株式に投資するよりもリスクを抑えながら分散投資することが可能です。
②値動きがわかりやすくコストが安い
ETFは、指数の動きに連動するように運用されていますので、値動きがわかりやすいのが特徴です。

また、一般的な投資信託と比べて保有コストが安いので、長期投資にも向いています。
③取引所でリアルタイムに売買できる
ETFは、取引所が開いている時間帯は株式同様、リアルタイムで取引が可能です。信用取引もできます。
ETFのデメリットとは?
①価格のかい離がある
ETFには、上場株式としての「市場価格」と投資信託としての「基準価額」の2つの価格があります。
市場価格は市場の需給で決まるため、投資信託の価値である基準価額と市場価格が乖離する可能性があります。
②自動積立投資ができないことがある
ETFは、基本的には市場価格をチェックしながら自身で売買を行うため、自動積立投資ができないことがあります。
但し、一部の証券会社では毎月一定の金額で株式を買い続ける株式累積投資(るいとう)の対象銘柄となっている場合もあります。
③分配金が自動的に再投資されない
ETFの分配金は、一般的な投資信託と異なり、組み入れ銘柄の配当金や利息は運用経費を差し引いて、決算時にすべて分配します(為替差益や値上がり益は分配しません)。
支払われた分配金は、自動で再投資する仕組みがないため、再投資する場合は手動で買い付けを行わなくてはなりません。

高配当ETFは1万円や3万円くらいの金額を一口でかかりますので、ある程度毎月資金が必要になります。
配当金のメリットや魅力について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

おすすめ高配当米国株ETFをご紹介
【VYM】
VYMとは?
世界3大の証券会社である、バンガード社が運用する正式名称を「バンガード米国高配当株式ETF」と言う、米国高配当ETFです。
アメリカの大型株の中で、
REITなどを除いて予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を、選定銘柄の時価総額の合計が全体の50%に達するまで組み込み続けます。
「FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス」に連動した投資成果を目指すETFです。
FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス」
指数特徴「米国株式市場における、配当利回りが上位」の銘柄を選定しています。
米国高配当ETFのSPYDとHDVと比べて、トータルリターンが一番高いのが特徴です。
高配当ETF SPYDについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドや楽天VYMという投資信託を聞いたことがある方も多いと思います。

楽天VYMはアメリカの高配当ETFのVYMに投資している投資信託になります。
VYMの特徴
構成銘柄・セクター別構成比率
構成銘柄は全部で411銘柄あり、上位10銘柄で全体の24.15%を占めています。

構成銘柄数が多く分散性が高く、かなり細かく分散されています。

投資の有名な言葉として、「卵は1つのかごに盛るな」という格言があります。
複数のかごに持っておけば、1つのかごを落とし卵を割っても、他のかごの卵は割れずに済みます。

これ1銘柄でたくさんの卵と籠を購入することになるので安心です。
アメリカの大型株の中で、REITなどを除いて、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を、選定銘柄の時価総額の合計が全体の50%に達するまで組み込み続けます。
結果的に構成銘柄は時価総額が高い大型銘柄に集中する傾向が強くなります。
特徴
- 高配当である(分配金利回り3%~4%)
- REIT(不動産投資信託)は除外されている
- 投資先が金融、一般消費財、ヘルスケアに少し偏っている
- トータルリターンが高い
- 同じく米国高配当ETFであるSPYDやHDVと比べると一番歴史がある(2006年設立)
- 構成銘柄数は約400社と十分に分散されており、
- 運用コスト(経費率)は0.06%と低いのが魅力です。

VYMへ投資するメリット
- 運用コストがとにかく低い
- 配当が高い
- 高いトータルリターン
- 投資するだけでリスク分散になる
- リーマンショックを乗り越えた実績がある(コロナも)
運用コストがとにかく安い
運用コストがとにかく安いです。
毎年0.06%の運用手数料(経費率)で運用することができます。
これは、投資のプロに運用してもらっているのにも関わらず、100万円投資しても毎年600円しかかからないことになります。

1年間最高に頭の良いファンドマネージャーを馬車馬のように働かして、御礼にたばこ一箱買ってあげるだけで済みます。
国内の比較的安い投資信託でも、毎年0.2~0.09%程度の運用手数料がかかるので、それに比べても破格であると言えます。

配当が高い
VYMに投資をするだけで、3%~4%の高い利回りの分配金を簡単にもらうことができます。
高い配当利回りがあるので、セミリタイア後の不労所得の柱にすることも考えられます。
配当利回りが3.5%で5000万円投資をしているとすると、税引後に毎年約130万円もの分配金を得ることができます。

配当金の増配率は、年間平均で、約6.6%です。
配当金は年4回(3月, 6月, 9月, 12月)に配当されます。
高いトータルリターン
同じく米国高配当ETFであるSPYDやHDVと比べると、一番トータルリターンが高いです。
これは設定期間次第で変わってきますが、3つの中でアメリカ株の伸びに一番連動しているためだと考えられます。

株価は、平均年利が約6.6%です。

投資するだけでリスク分散になる
VYMは高配当株に集中的に投資をしているETFですが、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している約400社で構成されています。
したがって、VYMに投資するだけで、約400社に分散して投資することができます。
分散して投資することで、業績がいい会社や業績が悪い会社のバランスが取れて安定的に安全に投資できます。
リーマンショックを乗り越えた実績がある
VYMは2006年に設立され、同じく米国高配当ETFであるSPYDやHDVと比べると一番歴史があります。
この3つの中で唯一リーマンショックを経験し乗り越えた実績があります。
コロナショックもまぁ大丈夫でした。
デメリット
トータルリターンはVTIとVOOに劣り、配当利回りはSPYDに劣っているので、バランスは取れているのですが、中間的立ち位置になります。
キャピタルゲインも狙いつつ、分配金もある程度欲しい方に適した商品です。
VYMはアメリカの景気に連動して値動きしており、短期的に価格が2倍、3倍に上がることは滅多にありません。
また、VYMなどの高配当ETFは基本的に長期投資ですので、短期的に儲けることを目標にはしておりません。
米国高配当ETFの中では、配当利回りが低い
- VYM 3.1%
- SPYD 4.8%
- HDV 3.4%
REIT(不動産)を含まない
REITとは不動産投資信託のことで、VYMでは、不動産セクターに投資することはできません。

VYM の購入タイミング目安
- 定期的に、定額で、機械的に購入購入するなどのドルコスト平均法で定期的に積み立てていくやり方
- リーマンショックやコロナショックなどの下落のタイミングを計って、できるだけ安く買うやり方がおすすめです。
一番はドルコスト平均法ですね。
ドルコスト平均法についてはこちらをご覧ください。
投資にのめり込んでしまう前にリスクを考えるべき人はこちらをご覧ください。


まとめ
特徴
・高配当である(分配金利回り3%~4%)
・REIT(不動産投資信託)は除外されている
・投資先が金融、一般消費財・サービス、ヘルスケアに少し偏っている
・トータルリターンが高い
・同じく米国高配当ETFであるSPYDやHDVと比べると一番歴史がある(2006年設立)
- とりあえずこれ買っとけばそんなに大損はしない!
- とりあえずこれ買っとけば配当金も貰える!
他にも良い銘柄はありますが、とりあえず投資に慣れるためには1つ買ってみることから始めてください。
そこから慣れれば、もう1つ・2つ買えば十分です。
高配当ETF VYMの相棒としてこちらも参考にしてください。
ETFを1つ買うと数十の銘柄に投資しているのと同じで、高配当株詰め合わせパックみたいなものなので十分分散されててリスクも少ないですね。
慣れれば個別株も良いですが、チャレンジしない方が良いことも。。。
実際こういうETFだけ買ってた方が資産を増やしている投資家さんが多いみたいですし。

どうも個人投資家でこのETFに投資利回りで勝てている人は少ないです。
投資は自己責任になりますので、最終判断は自身で行ってください。
今回は以上になります。
このブログをご覧いただきありがとうございました。
~ 早期リタイアして自由に暮らす生き方 ~
~『FIRE』(Financial Independence, Retire Early)を目指して ~
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